かぼちゃのトレイル日和

トレイルランを中心に 走ること 読むことについて綴っていくブログ

【走る】ゆっくり走るつもりが

どうも かぼちゃです。

今日は丸一日息子と過ごしました。

この子どもと過ごす時間とランニングを組み合わせれないかなぁ?と思い最近 自転車を補助輪なしで乗れるようになった息子に協力してもらおうと考えました。

公園の周回コースをグルグル周る。

かぼちゃはゆっくりジョグペース。

息子も自転車でゆっくり後ろを追いかけてくる。という感じ。

これなら自転車の練習にもなるし丁度良いか。

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息子に説明し いざ走り出します。

しかし思い通りにはいかないもので 子どもと自転車はコース上何度も止まります。

ゆっくり先に行っていれば追いついてくるか?とか考えますがすぐに「ちょっと待って~」と呼び止められかぼちゃも立ち止まります。

息子はゆっくりと自転車を漕ぎ出し かぼちゃもゆっくり走り出す。

するといきなり高速で漕ぎ始めペースを上げる息子。

スピードに乗ると子供用とは言えさすがに自転車。グングン先に行ってしまいます。今度はおいて行かれそうになる。まだ不慣れな自転車で速いスピードは心配なので慌てて追いかけるかぼちゃ。

でも突然 思いついたように止まったり また走りだしたりを繰り返す息子。

緩急の差。

ゆっくり子どもの自転車練習も兼ねてジョギングのつもりが意図せずランダムな変化走 インターバル走みたいになってしまいました。

 

結局息子が飽きてしまって ほんの20分程のランニングで終わってしまったけど めちゃめちゃ汗が噴き出た。でも子どもは満足気でこれはこれで良かった。

 

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【トレイルランキャップ】milestone original capの新作が気になる

どうも かぼちゃです。

 

各アウトドアブランドの秋冬モデルが気になります。

特にトレイルランなどで活躍するヘッドランプブランドの「milestone」。

ヘッドランプと同様トレランでは同社のオリジナルキャップはかぼちゃの周りでも人気です。

公式のオンラインストアでは販売が始まっている模様です。

milestone81.com

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milestone81.com

これからの季節らしく淡い色のバリエーションですね。

ぐにゃりと曲げれるツバと「LIGHTING YOURWAY」の刺繍。どのカラーも好みで迷います。

これから山でもこの帽子目にすること増えるんだろうなぁ。

 

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kabocha-8.hatenablog.com

 

【ランニング】今日のランニング 少し気分を変える

どうも かぼちゃです。

 

先日のブログでは 夜は涼しくなってきた的なことを書きました。

kabocha-8.hatenablog.com

 

しかし 9月末は残暑がぶり返すとの話もあります。ちょっと憂鬱なニュースですね。

今日は ポイント練習としてインターバル走を行いました。

走る時間が日中しかとれず やはり真昼間の気温は高くまだまだ暑い。

いつも使わせて頂いてる近所の野球場の外周 約500m弱のコース。なんだか駐車場に車を停めた瞬間から暑くて憂鬱。ウジウジ考えながらとシューズを履きます。

しかし ふと思いつきました。

野球場含む公園施設の近くにサッカーコートとフットサル場施設が併設された施設があり その外周コースなら少し気分を変えて走ることが出来るのではないか?

そのまま車に乗り込み 野球場を後にし サッカー施設の駐車場に移動。

車を停めて 仕切り直しです。

軽くジョグでコース状況を確認。

サッカー・フットサルコートの外周なのでちょこちょこ直角に曲がらねばならない箇所が気になりましたが フラットで走るにはまずまず。

なんだか憂鬱だった気分も少し晴れてきました。 いざランニング。

正午も過ぎ 午後のもっとも暑い時間帯。

日差しががジリジリ照りつけます。なんだか顔がヒリヒリするのを感じました。

きつい練習も特に独りだと長く感じます。

なんとか走り終えると 下半身がピリピリ ジワァ~。ドクドクと血流が流れるのを感じる。毛細血管が拡がっていくような感じ。

時々あるこの感覚がなんだか好きです。

とは言え今年狙ってた大会 レースはほぼキャンセル。

なんだか切ないです。少し気分が落ちました。身体は磨いていても 気持ちは磨り減らさないように そんなこと考えながら 今日を走り終えました。

 

立ち寄ったスポーツショップで一目惚れしたナイキのキャップ。f:id:kabocha-8:20210921223657j:image

シンプルでカッコ良い。

深くて被りやすい。普段用でもいいし速乾性ありそうなのでランニングキャップとしても使えそう。ロゴと後ろのベルトがメタルな感じなので洗濯は手洗い推奨ですが。

 

気分が落ちた時に良い買い物が出来ると上がりますね。

そう かぼちゃは単純です。

 


 

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【読書感想文】瀬尾まいこ そして、バトンは渡された

どうも かぼちゃです。

今年実写映画化もされる ほっこり心温まる物語を紹介。

【読書感想文】瀬尾まいこ そして、バトンは渡された

 

・著者 瀬尾まいこ

1974(昭和49)年、大阪府生れ。大谷女子大学国文科卒。2001(平成13)年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞 翌年単行本『卵の緒』で作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する。他の作品に『図書館の神様』『優しい音楽』『温室デイズ』『僕の明日を照らして』『おしまいのデート』『僕らのごはんは明日で待ってる』『あと少し、もう少し』『春、戻る』『君が夏を走らせる』など多数。

文藝春秋HPより抜粋

あらすじ

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子 十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる 著者会心の感動作。2019年本屋大賞受賞作。

感想

最近 「親ガチャ」という言葉をよく聞きます。

「子どもは親を選べない」ということをスマホゲームのガチャになぞらえてそう呼ぶらしいです。最初かぼちゃは子どもを持つ親としてはなんとも複雑な言葉だと思いました。将来息子に「うちの親は~」なんて言う話がでるのでしょうか?というかガチャでいう当たりかハズレかで表現されるのか?それともレアかSRかSSRなんて評されるのか?

さてさてこの「そして、バトンは渡された」。

主人公 森宮優子は17歳の女子高生。生まれたときは水戸。その次は田中。その次は泉ヶ原。そして現在の森宮とこれまで4回も育ての親と苗字が変わっているという境遇の女の子。複雑な家庭環境の主人公が紆余曲折。時に傷つき 道を外れながらも懸命に生き逞しく成長していく物語…。ではなくて ほっこり愛情に包まれた心温まる優しい物語です。

冒頭 困った。全然不幸ではないのだ。少しでも厄介なことや困難を抱えていればいいのだけれど-中略 この状況に申し訳なく思ってしまう。

と 始まるように 周りの心配をよそに主人公 優子は自身の境遇を決して不幸と思っていません。むしろ自身の境遇に対して同情や憐れむような言葉を投げかける大人たちにやや困惑しています。「このあたりで意地悪な継母にいじめられているいったエピソードの一つでも持っていた方が周りの大人たちは安心するのだろうか?」なんて真剣に考えてしまう始末。

というのも様々な事情で家庭環境が変わってもそれぞれの継母継父は皆優しい人ばかりで たくさんの愛情を優子に注いでくれるのです。そんなちょっと変わった人生を送ってきた主人優子と登場人物とのやりとりが時に笑えて時にほっこりさせてくれ 読み終ったあとに心が温かくなる。そんな物語です。

 

他人からすれば不幸に見える境遇。でもそれが必ずしも本人の抱いてる感情とマッチしているとは限らない。

親ガチャという言葉がこの物語の中にあったとしたら 優子はどんな風に考えるのでしょう?

そして、バトンは渡された。

今年 永野芽郁さん田中圭さん石原さとみさんら豪華俳優陣で実写映画化とのこと。

そちらも楽しみです。

wwws.warnerbros.co.jp

 


 

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【走る】終わりよければすべてよし 日々のランニングの最後に

どうも かぼちゃです。


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【走る】終わりよければすべてよし 日々のランニングの最後に

 

だいぶ気温も下がってきて 特に日が暮れてからは夜風の中走るのが気持ち良くなってきました。 

日々ランニングで心掛けていることがあります。それは長い距離 短い距離問わず ランニングのトレーニングの最後に必ず「流し走」を入れることです。

 

・流し走とは?

「流し】 もしくは「ウインドスプリント」とも言います。

全力疾走の70~80%程の力で走るトレーニング方法。

これを日々のランニングの最後に必ず行う様にしています。

・距離と本数

距離は100~150mくらい。

本数は5~10回程度です。

練習後の疲労具合で決めます。

・注意してること

行う時に注意していることがあります。

それは「雑に走らないこと。」です。

決して全力疾走 所謂「ダッシュ練」とは違います。

ウインドスプリントとも言われるくらいなので風を切るペースではありますが一本一本 フォームや着地などを確認しながら走ることを意識しています。

・なぜ流し走を入れるのか

流し走の効果として心肺機能の向上や速いペースに身体を慣れさせる等のスピードアップ効果があると言われますが かぼちゃがこの流し走をランニングの最後に入れる理由はちょっと違います。

その理由とは「日々の練習を悪いイメージで終わらせない。」ということがあります。

例えば強度の高い練習で終盤は疲労からフォームが崩れてしまう。「あぁ今日の練習はキツかった」でその日を終えてしまうと ネガティブなイメージを引きずってしまう。また変なクセを身体に覚え込ませてしまうかもしれない。ということからリセットの意味を込めて取り入れてます。

どんな距離であれペースであれ ロード トレイル問わずその日のランニングの最後に流し走を入れる。

慣れないうちは 練習の最後「あぁめんどくさい」と思ってしまいますが 慣れれば最後の仕上げてな感じで やらないと落ち着かないという風になります。

一度試してみて下さい。

 

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【読書感想文】子どもと「ぶつかる習慣」から「つながる習慣」へ 自分でできる子に育つほめ方叱り方

どうも かぼちゃです。

【読書感想文】自分でできる子に育つ ほめ方叱り方

子育って難しいという話。

かぼちゃには6歳の息子がいます。

普段の生活にしろ 学校にしろ 子どもってなかなか親の思惑通りにはいきませんね。

予想外の成長を目の当たりにすることもあれば 当然越えてくれるであろうと思ってたハードルで躓くこともあり なんでだよって思ってしまうこともあります。

どうしても叱り方ひとつにしても強い言い方になってしまう。

小さいころ 両親に怒られた時 理不尽に声を荒げられたような気がしてひどく落ち込んで経験があります。

もし自分に子供が出来た時は こんな風に子供に叱ったりしない優しいお父さんになろう。

そう思ってました。

でも現実は昔の両親と同じ様に強い口調で時に大きな声で子供を叱責してしまいます。

でも今なら なんだかあの当時の両親に気持ちがわかる気がします。

子どもが何か間違ったことをしたり 言う事を聞かなかったりする時 思わず感情的になってしまう。

それは 「このくらいのことはわかるだろう。」「これくらいのハードルは最低 軽々越えてくれるだろう。」という親の期待があるからなんですね。

子どもに対して期待してるからこそ 期待が大きいからこそ なんでこれくらい出来ないんだ!て感情的になってしまう。子どもの成長を期待してしまう。

子どもに対して真剣になる。本気になる。それ自体決して間違えじゃない。でもきっと方法は間違えてる気がする。

もっと感情に訴えない 子どもに向き合ったやり方がある気がする。

 

最近出会った本がとても読みやすく はっとすることが多かったので紹介します。

自分でできる子に育つ ほめ方叱り方

【モッテソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博が語る 

自分でできる子に育つ ほめ方叱り方】

 

Deicover出版

・著者 島村華子

オックスフォード大学修士・博士課程修了(児童発達学)。

モッテソーリ&レッジョ・エミリア教育研究者。

カナダの大学にて幼児教育の教員養成に関わる。

・間違った接し方だった 条件付きの子育て

教育や子育てを語るとき 大人は自分たちが決めた「成功」のイメージを知らず知らずに押し付けていないか?しつけでから仕方ないと愛情の駆け引きをするような条件付きの接し方をしていないか?

 

冒頭のこのような文章を読んだ時 はっとしました。

まさにかぼちゃの子どもに対する接し方そのものでした。

条件付きの接し方とは 子どもの行動の善し悪しによって 褒美や罰を使いながら愛情の注ぎ加減を調整し 行動をコントロールしようとする子育て。

ただ行動だけを見て判断し なぜその行動になったか考えず 表面上の行動だけで褒めたり親の期待に沿わなければ罰を与える。

この条件付きの子育てにはデメリットがたくさんあり 子どもの行動の表面上し見ておらず 子どもにとっては頭ごなしに怒られた記憶しか残らない。

それよりも 子どもの行動を見るのではなく その行動の理由や考え方理解しようとする接し方を実践していくべきだとしています。

・安易な褒め言葉はやめよう。

その方法に一つに「ほめ方と叱り方に気をつける」

ということがあるのですが この項目がかぼちゃ的に目からウロコな内容でした。

例えば 安易な「ほめて伸ばす」には要注意。という話。

「凄い よくできたね えらいね なんでもできるね」

子どもの自己肯定感を高めようと 安易な褒め言葉をつかっていないですか?と書かれています。

これらは「おざなりほめ」といって 表面上の安易な褒め言葉は子どもにとっては逆効果になることが多いと言います。

・大切なのはプロセスに目を向けること

この「おざなりほめ」で子どもは時として 褒められないと自信が持てないほめられ依存症になったり 努力の有無にかかわらずいつも「上手」と言われると 子どもは自己評価する必要がなくなり 頑張る必要性を感じなくなるというのです。

そうした表面的な褒め方ではなく 褒めるときは成果よりも 努力・姿勢・やり方といったプロセスを中心に褒める 「プロセス褒め」を実践していくのが大切。

・がんばって最後までやりきったこと

・あきらめなかったこと

・いろんな方法を試したこと などを褒める。

ごはんをこぼさずに食べた子どもに対して単純に「すごい えらい」といったり「お利口さん」というのではなく「こぼさないようにスプーンの持ち方を変えてみたのね」とそのプロセスをちゃんと見てあげるというものです。

こうした褒め方を工夫することによって子どもは失敗してもあきらめるのではなく柔軟にいろいろな方法を試すことで成功できるかもしれないという考えを育めるというのです。

 

こうした褒め方の様々な工夫がある。という内容だけでなく 逆に叱り方であったり 子どもの声により耳を傾ける傾聴によって子どもとつながる習慣をみにつける方法などが紹介されていて それでいて堅苦しい文章ではなく 読みやすくわかりやすい 内容です。

まだまだかぼちゃは子育て初心者ですが オススメの本です。

 


 

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【カフェイン断ち生活】コーヒー飲まなくなったその後について

どうも かぼちゃです。

【カフェイン断ち生活】コーヒー飲まなくなったその後について

以前 胃腸のトラブルからカフェイン断ちを生活が改善した記事を書きました。

kabocha-8.hatenablog.com

記事を書いたのは6月。

コーヒーを飲まなくなったのは4月の末だったのでそれから半年が経とうとしています。

かぼちゃのカフェイン断ち生活はその後はどうなったのでしょうか??

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・あれから半年。カフェイン断ち生活は…。

 

 

 

以前と同じようにコーヒー飲んでます。

毎朝コーヒーが欠かせません(涙)

・なぜそうなってしまったのか?

事の顛末を簡単に説明します。

胃腸トラブルで刺激物であるカフェインが入っているコーヒー等を飲むことをすっぱりやめました。

胃腸の回復後もそのままカフェイン断ち生活を続けていました。

このカフェイン断ち生活。思いの他スムーズで 所謂カフェインの離脱症状など目立った弊害はなくそのまま続けることが出来ました。

 

約5ヶ月程のカフェイン断ち生活でした。

 

変化があったのは約1ヶ月程前の事です。

ある時 ふと無性にコーラが飲みたくなりました。

ノドが渇いていたのもありますがいろんな飲み物の選択肢の中で頭に浮かんだのはコカ・コーラの赤い缶です。

それまで努めてカフェインが入っている飲み物を避けていたのですが その時は飲みたい。飲みたい衝動が抑えられませんでした。

かぼちゃの自宅の近くにはコカ・コーラの真っ赤な自販機があります。サイフ片手に家を飛び出し一目散にコーラを購入。そして自宅のリビングで一口…。

 

「うっま~い!!!」

 

コーラってこんなに甘くて美味しかったのか。

 

それをきっかけに 正に タガが外れるとはこのこと。と言わんばかりに身体がコーラを欲します。夜中でも目が覚めて 夜な夜な自販機へGO!

糖分の多い赤缶よりもせめてもの罪悪感が少ないゼロコーラに変えたりと 何か自分に言い訳しながらコーラコーラの毎日。

 

・そしてある日

流石に毎日自販機コーラはお金が掛かる。そんなこと考え コーラを買うのを躊躇しだすと 次第に飲むことやめてたコーヒーに移行。

朝に一杯のコーヒー 至福の時。

昼飯後に一杯 至福の時。

夕食後に一杯 至福の時。

なんやかんや合間にコーヒー 至福の時。

結局 以前の様に一日に数杯コーヒーを飲まないといられない体質と生活に逆もどりです。

・まとめ

自分自身わかっているのですが なんともせっかくのカフェインレス生活だったのにもったいない。とは言えきっかけがないとやめれそうにもない。かと言って前のような胃腸トラブルはこりごりです。

困った。

 

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【ランニングシューズ】アシックス マジックスピード 走ってみた感想とか

どうも かぼちゃです。


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アシックス マジックスピード 履いて走ってみた感想など書いて行きたいと思います。

前回の記事

kabocha-8.hatenablog.com

【ランニングシューズ】アシックス マジックスピード 走ってみた感想とか


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普段走っている近所の公園の約500mの周回コースでいろんなペースで走ってみました。

・足を通した感覚

まず履いてみて感じるのはアシックスでも同じ爪先の反りあがった形状。エボライド2と比べても より爪先の反りあがりが強く感じます。

エボライド2はクッション性が高いためミッドソールの柔らかさを感じますが マジックスピードはミッドソールの厚さはあるけど柔らかすぎず適度な硬さがあります。

以下ペースを変えて走ってみた感想です。

・㎞5:50~5:30

ゆっくりジョグペース。

軽量のカーボン搭載とのことですが このペースでは反発はほとんど感じませんでした。ガイドソールの形状とペースがマッチしていないからか着地の際に足裏に違和感があり足へのストレスを感じました。ジョグやLSDのようなゆっくりとしたペースには向かないように思われます。

・㎞5:10~4:50

少し身体をほぐしてから ややペースアップし走りました。

これくらいペースを上げるとジョグの時のような突き上げられる違和感はなくなりました。かぼちゃは走る時はクセでフォアフット気味に足が着地するのですがフラット気味に着地する方がより反発を感じるような気がします。クッションは感じますがしっかり硬さもあり シューズの重さもさほど気になりません。

・㎞4:30~4:15

かぼちゃ的にはこのくらいのペースが一番足がうまく回転して走れているイメージでした。ペースが上がって身体が前傾になるとよりこのシューズの真価が発揮されるような気がします。ガイドソールの形状の恩恵を一番受けてるのを感じました。より前へ前へと足が出る感じ。それほど意識してないのにペースが上がっていました。自然にストライドが伸びていたのかもしれません。

・㎞4:10~4:00

これくらいのペースでもシューズの重さは気にならないので問題なく使えそうです。このペースで長い距離は試せてないのですが より走力がある方ならさらに速いペースの練習でも使えると思います。

・走り終えた感想

厚底の見た目以上にしっかり地面を捉えらえる感覚もあります。薄底シューズの様なダイレクト感には及ばないですがそれでもどちらかと言えば薄底シューズの感覚に近い気がします。 適度なミッドソールの硬さがしっかり地面の衝撃から足を守ってくれそうです。

カーボン搭載ということですが はっきりいってそれほど強い反発は感じませんでした。反発が強すぎず弱すぎずという印象。ジョグ等のゆっくりペースには向かないですが それでも反発性とクッション性のバランスが良く 使えるペースの幅は広そうです。価格も他のカーボンプレート搭載シューズに比べれば手に入り易い価格帯ですし ソールの耐久性もあるのでガンガン走り込みに使えそうです。

 

㎞5:30前後で走る方 例えばフルマラソンでサブ4を目指すランナーの方にとってはガイドソールやカーボンの恩恵は少なく このシューズは向いていないと思います。

サブ3.5からそれよりも速いタイムを目指す方のレース用にはバッチリハマるような気がします。また日々のトレーニング ペース走やインターバル走等のポイント練習にも十分耐えれると思います。

サブ3もしくはそれよりも速いペースで走る方にとってはレース用としては物足りないものがあると思います。とはいえスピードを入れたトレーニングやポイント練習などに使うシューズとしては十分機能するのではないでしょうか。

 

アシックスの軽量カーボン搭載モデル マジックスピード。

レースにトレーニングに使える幅の広いオススメシューズです。

 


 

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【読書感想文】忘れること失くすことは救いなのか? 川村元気 百花

どうも かぼちゃです。

【読書感想文】忘れること失くすことは救いなのか? 川村元気 百花

文春文庫 百花 

books.bunshun.jp,

・あらすじ

「あなたは誰?」。徐々に息子の泉を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく泉。ふたりで生きてきた親子には忘れることのできない”事件”があった。泉は思い出す。かつて「母を一度、失った」ことを。記憶が消えゆく中、泉は封印された過去に手を伸ばす…。現代に新たな光を投げかける、愛と記憶の物語。

本書あらすじより抜粋

・著者 川村元気

1979年横浜生まれ。映画プロデューサー。作家。上智大学文学部新聞学科卒業。「電車男」「告白」「悪人」などの映画を制作。2012年に「世界から猫が消えたなら」で作家としてデビュー。

・感想

ある人のサイフが最近やけに小銭が貯まっている。片付け好きだった方なのに最近炊事場に洗い物がそのままになっている。既に家にあるものを繰り返し買ってしまってる。最近なんだかいつもと様子が違う。そうした家族の違和感や気づきをきっかけに高齢者の方の認知症が発覚するケースはよくあります。この様な事柄は認知症の初期症状の方によく見られる傾向だからです。この物語の冒頭のそうした描写を読んだ時 職業柄「おや?」と思いました。

 

認知症には中核症状というものがあります。

記憶障害 見当識障害 実行機能障害 言語障害 理解や判断力の低下 失行 失認です。

記憶障害は読んで字のごとく 記憶を留めておけない障害です。短期記憶つまり最近のことは忘れてしまう障害です。しかし長期記憶 つまり昔の出来事や古い記憶は鮮明に覚えてたりするのも特徴です。

見当識障害とは今が朝なのか?昼なのか?夜なのか?と言った時間の見当識。さらに自分が今どこにいるのかわからなくなる。例えば自宅にいるのにそこがどこなのかわからなくなり「家に帰りたい」と言ったりといった場所の見当識障害があります。

実行機能障害とは日常生活で何かを計画し実行することが出来なくなる障害。

言葉が出なくなったり 相手の言葉をオウム返ししてしまったり会話が出来なくなる言語障害。

買い物等で計算が難しくなり 小銭があってもお札で払ってしまったり 信号が赤なのに渡ろうとしてしまうというのが理解力 判断力の低下。

服を着る スプーンを使って食事をするなど日常動作が行えなくなるのが失行という障害。

自分の身体の状態や物との位置関係 目の前にあるものが何かを認識し難くなる失認といいます。

これらを認知症の中核症状といいます。

さらにこの中核症状が引き金となって起こる症状がBPSD(周辺症状)と呼ばれる症状です。

BPSDには 徘徊や妄想 幻覚 興奮 意欲低下などがあります。

それらは初期症状に起因していて 例えば記憶障害が原因で「ここにあったサイフがない。ヘルパーの○○さんが盗った。」といった「妄想」や 失行やその他の障害が重なり 思うように出来ないことが続き結果ひどく興奮したり 逆に意欲が低下したりといった症状。記憶障害や見当識障害が原因で もう息子は成人してそれなりの年齢になっているのにも関わらず「幼い息子が学校から帰ってくるから迎えにいかなきゃ」と外に飛び出し どこに行けばいいのかわからなくなってしまう「徘徊」といった症状があります。

 

物語前半の主人公泉が感じる母への違和感はまさに認知症の初期症状 中核症状の出現です。それには母百合子も気付いていて 最初はうっかりだと思っていたことが続く様になり 今まで当たり前に出来ていたことがなぜか出来なくなる。わからなくなる。 認知症の症状が少しずつ進行し本人も「これはただのうっかりではない」と問題を自覚し始める。変化していく自身への不安や焦燥 混乱の描写がとて生々しくて感じました。

特にある場面の百合子の頭の中に目に映るものと記憶 思考や想いや言葉 いろんなものがごちゃ混ぜなって頭の中を駆け巡るような描写。多くの認知症の方と接してきた介護職の観点からも「今まで関わってきた認知症の方々はこういう世界の中に生きているのでは」と思ってしまう程リアルに感じました。

そしてそうした認知症の初期症状から始まり さらに引き起こされる徘徊や興奮 幻覚等のBPSD。それらが母百合子だけでなく 主人公泉やその家族も巻き込み苦しめていく。

介護職として日々目の当たりにしている認知症の患者とその家族の姿がこの物語の中でもありありと描かれていて それが胸が締め付けられるような気持ちになりました。

その人らしさとは その人本人が今まで築き上げてきた記憶やもの生活歴です。

認知症はそうしたその人らしさをかくも無残に奪いとっていく恐ろしい病気です。そしてその恐ろしい病気が決して珍しい病ではなく将来 認知症に罹るのは5人に一人とも6人に一人とも言われるほど身近で厄介な病気です。

 

しかし かぼちゃが介護の仕事に携わり始めたころ ある先輩上司がこんなことをいっていました。

 

認知症っていうのは神様の贈り物だと思う。

人間は歳をとるといろんなことが出来なくなっていく。

容姿もどんどん老いて変わっていくし 昔の様に働くことも出来なくなるし 元気に動くことも出来なくなる。日常生活でいろんな失敗して誰かのお世話になったり 迷惑をかけたと思うことも多くなる。

段々一人では生きていけなくなって 誰かに頼らざるを得なくなる。

ありがたい と思う気持ち。

でも

迷惑をかけて申し訳ないという気持ち。

うまく出来なくて悲しいという気持ち。

恥ずかしいと思う気持ち。

 

もう耐えきれないと思うかもしれない。

 

でも認知症は全部忘れさせてくれる。わからなくしてくれる。

悲しいもごめんなさいも恥ずかしいもありがとうも 良いも悪いも平等にみんなわからなくなって 本人はニコニコしながら生きてそして死んでいける。

周りの家族は凄い大変だけど 本人にとっては苦しんだり悩んだり誰かに気を使って生きていくよりは幸せなことやと思う。

だから認知症って神様が人生の最後にくれる贈りものだと私は思う。

 

概ねそんな内容だったと思います。

その先輩の言葉が正しいのか間違っているのかは今でもわかりません。

答えは実際に認知症を患っている本人とそれに関わり寄り添う家族 それぞれの中にあると思います。

でもこの「百花」を読み終えた時 忘れていく 失くしていくことが必ずしも悲しいことだけではない。なんというか 救いの気持ちが込められている気がして ふと昔の先輩上司の言葉を思い出しました。

 

川村元気著書 世界から猫が消えたならもオススメです。

以前の書いた記事もよければご覧ください。

kabocha-8.hatenablog.com

 


 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

【継続は力】 書くことと走ることって似てる

どうも かぼちゃです。


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9月7日に投稿した記事から今回の記事で7日間連続投稿です。

それがどうした?と言われるかもですが

恥ずかしながら「はてなブログ」を始めてもうすぐ1年が経とうとしているのですが1週間連続投稿したのは今回が初めてです。

ブログって難しい。

毎日記事を書いて継続することのなんと難しいことか。

毎日記事を投稿されている方々には本当に頭が下がります。

何だかランニングを始めたての頃を思い出します。まだ10㎞はおろか5㎞だって走りかねていた10年程前。

何せ毎日「走る」ということを継続して習慣化させることにとても苦労した記憶があります。少しの距離をゆっくり走るだけでも 凄く力を使っていたんだと思います。一回走ることに多くを出力していたというか。

このブログを「書く」という行為を習慣化させれば少ない出力でもっと継続出来るだろうな。とわかっちゃいるけど なんやかんや理由をつけては書かない日ができちゃうわけで こんなこと書きながらも明日はうっかり投稿せずに終わるかもしれない。

一度止まってしまうと再び動き出すのに 動き続けてるときよりも少し大きな力がいるんですよね。

なんだかほんとうにランニングと似てますね。

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

【ランニングシューズ】カーボンプレート搭載モデル アシックス マジックスピード

どうも かぼちゃです。

 

最近購入したランニングシューズを紹介。とは言ってもまだ手元に届いただけで実際に走った感想はまた今度なのですが ひとまず手に取った感触など書いていきたいと思います。

そのシューズというのは

カーボンプレート搭載モデルシューズ

アシックス マジックスピードです。

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カーボンプレート搭載モデル アシックス マジックスピード

www.asics.com

 

・マジックスピードとは

アシックスレーシングモデルにおける最高峰のシューズのひとつ、METASPEED SERIESの機能・デザインを引き継いだMAGIC SPEEDは、優れた走行効率性と、クッション性・反発性をあわせもつモデルです。
つま先が弓状に上がったガイドソールテクノロジーに、軽量のカーボンプレートを搭載。ソールの形状を維持し重心の移動を促すことで、蹴り出しのスピードを高めると同時に、エネルギーの消費を抑えます。
アシックス独自開発のフォーム材FLYTEFOAM BLASTクッショニングが優れた反発性と軽量性を発揮し、ストライドを伸長。スピードランニングをサポートします。
また快適なランニングを追求し、アッパーには軽く通気性に優れたエンジニアードモノフィラメントメッシュを採用。
さらに耐摩耗性に優れたアウターソール材AHARを搭載し、グリップ力に考慮したソール意匠を採用しています。
レースからトレーニングまで汎用的な使用が可能なMAGIC SPEEDで、自己ベストを目指せ。

・優れた反発性を発揮する軽量フォーム材FLYTEFOAM BLASTをミッドソール全面に採用
・弓状のガイドソールテクノロジーが優れた走行効率性を発揮
・前足部に搭載されたカーボンプレートが剛性を高め、スムーズな蹴り出しをサポート
・エンジニアードモノフィラメントメッシュが通気性を向上
・グリップ力に考慮した意匠を採用したAHARアウターソールラバーが耐久性を向上

https://www.asics.com/jp/ja-jp/magic-speed/p/1011B026-600.html?width=STANDARD&rrec=true

アシックス公式HPより

 

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↑公式のシューズチャート

 

・コスパ良好?カーボンプレート搭載モデル

「METASPEED Sky」 「METASPEED Edge」のデザインと機能を引き継ぎつつ 両シューズをレース用に使うランナーのトレーニングモデルという位置づけでありながらサブ3.5ランナーのレースシューズとしても十分な性能であるとのこと。軽量のカーボンプレート搭載ながら「METASPEED Sky」 「METASPEED Edge」が20000円台を軽く超えるシューズに対し 本シューズは10000円台前半で購入可能。何やらコスパも良さそうなのでレースに出る予定もないですが物は試しで購入してみました。

・ガイドソール

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ソールはこんな感じです。ソールのパターンはSkyやEdgeと似た形状。


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見た目にしっかり厚みのあるミッドソール。

前足部のみに軽量のカーボンプレートを搭載しており半カーボンシューズと言った仕様。

そして つま先が反りあがったガイドソール。効率的に足を前に運ぶというこの形状はとても走りやすくて かぼちゃはランニングでは同じようにガイドソールのあるエボライド エボライド2を使ってます。このマジックスピードはより反りあがりが強い印象です。

・エボライド2との形状比較f:id:kabocha-8:20210912180059j:image

左エボライド2

右マジックスピード 

ほんの少しだけど見た目にもマジックスピードの方がつま先が反りあがって見えます。

 

・履いてみた感想

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シュータンと足入れ口です。

エボライドの様な厚みのあるシュータンや足回りではなく 所謂軽量レースモデルシューズと同じように薄くてフィット感の良い素材で出来てます。


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実際に足を入れてみました。かぼちゃはサイズ26.5㎝。

このマジックスピード ワイド幅もありますが かぼちゃはスタンダード幅モデル。

エボライド2も同じサイズで足幅がやや緩く感じていたのですがこのマジックスピードはアッパーの素材が薄くて足の形にピッタリフィットする様な履き心地。公式の説明の通り通気性も良さそう。

カタログ上は重量は同じ230ℊ。だけど圧倒的にこちらのマジックスピードの方が軽く感じます。また見た目同様 つま先の反りあがりの感覚はやはりマジックスピードの方がしっかりと感じます。少し重心を前にすると各カクンと前足部に傾く感じ。

ミッドソールの厚みは床履きではしっかり感じます。

 

 

エボライド2は前モデルのエボライドに比べてクッション性が増した分 ガイドソールによる足の回転の恩恵が薄まった印象でした。なのでロング走やジョグ向けでペース走等の速いスピードでのランニングには向いていませんでした。でもこのマジックスピードはガイドソールの機能 カーボン素材の搭載でレースにもトレーニングにも使える汎用性を備えてるとのことでどんな走り口なのか楽しみです。

また実際走ってみた感想など改めて書いてみたいと思います。

 


 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

【オススメ】雑誌ダ・ヴィンチ 長濱ねる 夕暮れの昼寝が楽しみ

どうも かぼちゃです。

 

毎月楽しみにしているものがあります。

雑誌ダ・ヴィンチで連載中のあるエッセイです。


 

長濱ねる 夕暮れの昼寝

それは現在TVやラジオ等 多ジャンルで活躍されている長濱ねるさんのエッセイ「夕暮れの昼寝」です。

”本と読書をこよなく愛する長濱ねるが その日常をありのままに文章と写真で綴る初のエッセイ連載”。

natalie.mu

 

長濱ねる

1998年 長崎県生まれ。幼少期に五島列島で育つ。2015年に欅坂46のメンバーとしてデビュー。19年に同グループを卒業。現在は「セブンルール」のMCやJ-WAVEナビゲーターなどで活躍中。

 

エッセイきっかけで

恥ずかしながらこのエッセイを執筆されている長濱ねるというタレントの方をそれまでまったく存じ上げていませんでした。かぼちゃは最近のテレビの芸能人 タレントの方の名前にも疎く 「欅坂46でアイドル活動をされていた」と聞いても そもそもそのグループ自体 名前は聞いたことあるけど曲は浮かばない。程度に無知でした。

そんなかぼちゃがこのエッセイに出会ったのは約一年前の連載第一回。パラパラ~と雑誌を流し読みしてるだけだったのに なぜだか彼女のページに目が止まりました。見開き2ページ程の文章なのですが ゆっくり読み進めてみると なんだか文章が清々しくて それでいてゆる「夕暮れの昼寝」というタイトル通り フワっとした空気感がなんとも読んでて心地良い。 読み終わった後 もう一度一から読み直して その後も余韻がしばらく頭の中をぐるぐる回っていました。 以後毎月毎号本誌を読む時は真っ先にこのエッセイに目を通すようになりました。

長濱ねる とはいったいどんなタレントさんなんだろう?過去のアイドルとしての長濱ねるさんの活躍はまったく知らないのですが このエッセイがきっかけで各メディアで活躍している姿を見てその物静かな雰囲気と一つ一つ言葉を熟慮しながら発している姿にとても好感が持てて ますますこのエッセイに魅了されるようになりました。聞けば年齢23歳。若くしてその文章力と多方面で活躍するその多才ぶりに驚かされます。

最近では2021年幻冬舎文庫フェアのイメージキャラクターとして起用されています。幻冬舎文庫の帯で彼女の顔を見る人も多いと思います。

www.gentosha.jp

これからの活躍も気になるところです。

 

雑誌ダ・ヴィンチ 手に取ることがありましたら是非 長濱ねるエッセイ「 夕暮れの昼寝」 目を通してみて下さい。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

【読書感想文】東野圭吾 白鳥とコウモリ

どうも かぼちゃです。

 

東野圭吾 白鳥とコウモリ

 

かぼちゃが本読むようになったのは学生時代 東野圭吾さんの「変身」と「時生」がきっかけでした。

 


 


 

この二作品を読んで以降 東野圭吾作品にどっぷりハマリ それからいろんな作家の作品を読むようになりました。

著者 東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めをする傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー、専業作家に。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞、2019年に第1回野間出版文化賞を受賞。

https://www.gentosha.co.jp/hakuchotokomori/

本書特設サイトより抜粋

 

そんな東野圭吾作品のオススメがこの

白鳥とコウモリです。

 

あらすじ

二〇一七年十一月一日。
港区海岸に止められた車の中で腹を刺された男性の遺体が発見された。
被害者は白石健介。正義感が強くて評判のいい弁護士だった。
捜査の一環で、白石の生前、弁護士事務所に電話をかけてきた男、
倉木達郎を愛知県三河安城に訪ねる刑事、五代。
驚くべきことにその倉木がある日突然、自供をし始める――が。
二〇一七年東京、一九八四年愛知を繋ぐ〝告白〟が、
人々を新たな迷宮へと誘う—。

https://www.gentosha.co.jp/hakuchotokomori/

本書特設サイトより抜粋

 

登場人物

五代努 警視庁捜査一課強行犯係所属の刑事

中町 警視庁所轄刑事課巡査

長井節子 白石法律事務所アシスタント

白石綾子 白石健介の妻

白石美令 白石健介と綾子の娘

倉木達郎 元自動車メーカー子会社社員

倉木和馬 倉木達郎の息子

浅羽洋子 小料理店「あすなろ」経営者

浅羽織恵 浅羽洋子の娘

 

感想

東野圭吾版「罪と罰」 その謳い文句に偽りなしでした。

ある殺人事件の容疑者の家族と被害者の家族。相容れないはずの二つの家族が感じた家族しかわからない事件の違和感。二つの家族の違和感をきっかけに物語は進みはじめます。既に時効を迎えた数十年前の事件も絡み 謎はさらに深まっていく。

真実を紐解いていくミステリーとしての面白さはもちろん 背景にある重苦しいテーマが読後もしっかりと心に残る。

罪とはなんなのか 罰とはなんなのか?難しい。うーん 考え耽り 唸りたくなるような作品です。

東野圭吾のミステリーで出てくる加賀恭一郎の様な無骨な感じの刑事が好きです。冒頭から出てくる五代刑事が正にそれ。個人的に五代が後輩刑事と居酒屋で料理と酒を交わしながら捜査の進捗を話す描写が好きです。これぞ「東野圭吾」と行った魅力が詰まった作品。

オススメです。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

【限定】milestone✕PENDLETON コラボアイテムが気になる。

どうも かぼちゃです。

 

様々なブランドとコラボアイテムを展開しているヘッドランプブランド milestone(マイルストーン)。

milestone81.com

そのmilestoneが今回アメリカのウールウェア・ブランケットブランドPENDLETON(ペンドルトン)とコラボ。f:id:kabocha-8:20210910091441p:plain

https://milestone81.com/11284

完全数量限定生産で3種類のモデルのヘッドランプが展開されています。

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https://milestone81.com/11284

milestone81.com

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https://milestone81.com/11320

milestone81.com

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https://milestone81.com/11319


milestone81.com

どれも美しい暖色系デザインがこれからの季節にピッタリです。同じデザインの専用ケースもかわいい。

 

基本スペックと付属品は以下のようです。

スペック

使用光源
メイン:ナチュラルウォームカラー

サブ:クールホワイト

明るさ
約 220ルーメン

使用電池
単4形アルカリ乾電池×3本(電池付属)

電池寿命
約 45時間(10%時)

防水機能
IPX 5(防噴流形)

照射距離
約 70m

本体サイズ
約 幅60×高さ45×奥行35mm

本体質量
約 41g(本体のみ)/ 約 97g(電池込み)

付属品
milestone X PENDLETON 専用ケース

単4形アルカリ乾電池×3本

特徴
距離センサー機能

無段階照度調節機能

ディミングメモリー機能

ワイド照射(約120°)

耐衝撃性硬質ラバーボディー

 

耐衝撃ラバーボディーがかなりタフに使えそうです。キャンプに登山にトレイルランニングに幅広く活躍しそうです。

これは楽しみ。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

【読書感想文】黒いマヨネーズ ブラックマヨネーズ吉田敬

どうも かぼちゃです。

 

【読書感想文】黒いマヨネーズ ブラックマヨネーズ 吉田敬

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著者

吉田敬

1973年京都生まれ。吉本総合芸能学院(NSC)大阪13期生。93年小杉竜一とお笑いコンビ ブラックマヨネーズを結成。上方お笑い大賞 最優秀新人賞など受賞多数。2005年 M-1グランプリで優勝しブレイク。レギュラー番組を多数持ち 多ジャンルで活躍している。

 

内容

後輩芸人に「人生はうなぎどんぶりやぞ」と説き なぜ「屁」が笑いになるのかを考察。さらにドローン宅配されるピザの冷え具合を慮りベーシックインカム待望論に疑義を呈す…。妄想と現実の狭間で 時に怒り 時に涙しながら人の世の不条理と栄枯盛衰を綴る 天才コラムニスト・ブラックマヨネーズ吉田敬の哀愁漂う猛毒エッセイ58篇!

本書より抜粋

 

感想

この一冊の中に普段テレビで見るあの「ブラマヨ吉田」が まんま純度100%濃縮されてます。

「アホやなぁ~(笑)」「くだらねぇ~(笑)」「めんどくせ~やつ(笑)」

そんな感じで読み進めるのがこのエッセイの正しい向き合い方なのかと思います。

稚拙で浅はかで なにより下品。

でもどこか豪快で 馬鹿馬鹿しいくらい頼もしい。そんな「ブラマヨ吉田」を堪能出来ます。なんだかわからないけど オススメしたくなる一冊。

ただ読み進めるうちにかぼち ゃはある違和感を感じました。

その違和感の正体は何なのだろう?

ずっとモヤモヤしてましたがある時 はたと気付きました。

ツッコミ小杉の不在。

ひたすら58篇 ボケ続ける吉田。なんとも言えない哀愁 わびしさ 孤独の正体はツッコミ不在のそれなのかも?「なんでやねん」「やめとけ」的なきっついツッコミあってこそブラマヨの真価はあるような気がする。

どうか孤独なコラムニスト吉田敬の哀愁漂うボケにツッコミを添えてあげてください。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

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