かぼちゃのトレイル日和

トレイルランを中心に 走ること 読むことについて綴っていくブログ

初めてのトレイルラン 揃えるもの~シューズ編~

スポンサーリンク

 

どうもかぼちゃです。

 

トレイルランを始めたいけど 何を用意すればいいんだろう?

 まず何から揃えればいいんだろう?

 

そんな方 多いと思うのですがトレイルランで必要な道具ていろいろあるんです。

 

その中でもまずは一番に揃えておくべきもの

シューズ(トレイルランニングシューズ)について書いて行こうと思います。

 

 

kabocha-8.hatenablog.com

 

 

 

 ■普通のランニングシューズと何が違うの?

 

トレイルランニングシューズはランナーとトレイルとの唯一の接点です。

トレイルつまり不整地はその名の通り いろんな路面 起伏 傾斜があります。

ただフラットなアスファルトを走るだけならロードシューズで十分なのですが

より安全に より楽しく より速く走るのにはトレイルランニングシューズが不可欠です。

 

ランニングシューズは大別すると三つの部分から成ります。

 

アッパー 

ミッドソール

アウトソール

です。

 

この構成はロード トレイル共に同じですよね

しかしトレイルランニングシューズ(以下トレランシューズ)にはそれぞれロードシューズにはない特徴があります。その特徴について説明していきましょう。

 

■トレランシューズの特徴 

 

●アッパー

シューズの足の甲周りを覆っている 脚のフィット感を左右する部分です。

走っているとき 傾斜で踏ん張った時の安定性にも寄与します。

またロードシューズでは素材の通気性も需要ですが木の枝や石が転がるトレイルを走る上では丈夫さが重要で足を守る役目もあります。 特につま先の「トウガード」と呼ばれる箇所はつま先に当たる障害物から指を守ってくれる重要な箇所です。

f:id:kabocha-8:20201015101725j:plain

緑の円の部分がトウガード


 

●ミッドソール

アッパーとアウトソールの中間にある素材 クッション性と反発の役割を担います。

また路面の小石等のデコボコ 所謂 地面からの突き上げから足を守る硬いプレートが内臓されてるものが多いです。通常のランニングシューズにはない部材ですね。

 

●アウトソール

地面を捉えるゴム素材の部分 所謂靴底です。

路面のデコボコからシューズを守り 不整地でのグリップ力を高める為の「ラグ」と呼ばれる突起を有してます。

ゴム素材の摩擦力とこのラグの形状や配置でトレイルをしっかりと捉えます。

 

ラグが高い(深い)ソール程 グリップ力が強く 泥などのマッドな路面んい適しており 反対に低い(浅い)ソールはロードに近いような路面を走るのに適しています。

f:id:kabocha-8:20201015101821j:plain

ALTRA LonePeak4.5 



トレランシューズの種類

 

同じトレイル専用シューズにも各メーカー様々な種類があります。

ざっくりとではありますが シューズの種類について説明したいと思います。

 

トレランシューズにはそれぞれ得意な分野があります。

 

長い距離が得意か

短い距離が得意か

ハードな路面が得意か

スムーズな路面が得意か

 

近年は厚底のシューズが増えていますが

基本的に長くてハードな路面を走るシューズはソールが厚く

短い距離でロードに近い感覚で走るシューズはソールが薄い

といった感じです。

 

また重量も前者は重く 後者は比較的軽いものが多い。

 

 

初めてトレランシューズを選ぶとき どのシューズを選べば良いか当方に暮れることと思います。

その際 初心者が選ぶべきポイントをまとめておきたいと思います。

 

■初めてのトレランシューズ選びの注意点 

 

①中間距離のスタンダードなモデルを選ぶのがオススメ。

ここで言う中間距離というのは30~50㎞くらいのレースを想定と考えて差し支えないと思います。

 

これより短い距離用のショートモデルはロードランニングのシューズに近くロード出身者には慣れた感じで履けることも多いですが 突き上げに対するプロテクションが弱かったり トレイルの距離が長くなると走り難いと感じる場合が多い…

なのでこれからトレイルランニングを始めたばかりのランナーの方にはオススメでないです。

 

逆にロングモデルはしっかりとした構造である反面 重かったりソールの屈曲が硬く走り易いとはいい難く かぼちゃ的には初心者にオススメではないです。

経験を積んでロングトレイルに挑戦するようになってからでも良いと思います。

 

各メーカーにはエントリーモデルともいうべきモデルがあります。

それらが上記の中間距離(ミドル)を想定したものが多いです。

スタンダードなモデルは基本的にクセが少なく ロードランニングから移行した方でも比較的違和感が少なく履いて走る事ができます。また幅広くいろんな路面に対応できていることが多くトレーニングにレースに長く使用することが出来ます。

 

カルドラドIII|トレイルランニング総合ブランド | コロンビア モントレイル公式通販サイト

 ↑標準的なトレランシューズで定番と呼ばれるモデル

 

②重さに注意する。

先にロードランニングからに移行と書きましたが、注意すべきは重量です。

自分も含めロード経験者は軽いシューズに目が行きがち。

ロードシューズでは片方200ℊを切るシューズも珍しくない中 トレランシューズは300ℊを超えるものが多いです。これは先に述べた 足やシューズを守る様々な機能の所為なのですが 例えば初心者がいきなり100ℊ台のシューズでトレイルを走るのは捻挫やケガのリスクが高くオススメできません。あくまで経験値を積んでから選択肢の一つとするのが無難。

実際かぼちゃのラン仲間もロードからトレイルに転身後 初めて買ったトレイルシューズが180ℊ台の当時人気メーカーのトレランシューズでしたが すぐに脚を痛めてしばらくはトレイルはおろかロードも走れない治療の日々を過ごしていました。

目安として300ℊ前後のモデルが良いでしょう。

 

③試し履きする。

これが一番重要だと思います。試し履き。

トレランシューズのサイズはロードシューズのハーフ㎝アップと言われたりします。

例えばロード26.0㎝のシューズなら

トレランシューズは26.5㎝

これはトレイルで下りでつま先がシューズの先に当たったり 石などで強打したりとするからと言われているのですが、はっきりいってサイズ感はメーカーによって様々です。

かぼちゃは今履いているシューズはロード トレイルともに26.5㎝で 数年履いてますが問題はなし。

でもそれはこれから履くシューズによって変わると思っています。なので数字よりも実際に履いた感覚を大事にしています。

 

最初はお店のスタッフと相談しながら選ぶのがベターですが

 

かぼちゃはシューズを履くとき基準にしているのは

 

①つま先はひとさし指1本以上余裕はあるか?

②その上で足先が締め付けられてないか?

③その上でシューズの中で足が動いていないか?

の3点です。

 

以上の3点を目安にシューズを選ぶようにしています。

つま先→足先→足の甲て感じですね。

これを意識するようになってからはシューズ選びで失敗することが減りましたね。

 

最後に

シューズ選びは  です。

なかなか自分に合った1足に出会うことは難しかったりします。

でもそれもトレイルランニングの醍醐味だと思うんですよね。

時にラン仲間と 時にショップスタッフと

シューズについて語りだすと時間を忘れて語り合っていることがあります。

 

皆さんのオススメの1足探しの旅の参考になればと思います。

スポンサーリンク