【読書感想文】何かお探し? お探し物は図書室まで
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どうもかぼちゃです。
ほっこりするような心温まる小説が読みたい。
ほんの少し前向きな気持ちになれる本に触れたい。
そんな方にオススメの小説。
お探し物は図書室まで
2021年本屋大賞にノミネートされ第2位となった青山美智子さんの作品です。
【お探し物は図書室まで】
著者
青山美智子
デビュー作『木曜日にはココア』』は第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』(宝島社)が未来屋小説大賞入賞。
あらすじ
小学校に併設された町のコミュニティセンター。
その中の小さな図書室のちょっと不愛想だけど聞き上手な司書さん。
仕事や子育て 人生に行き詰った登場人物が そこを訪れ探している本を司書さんに伝えるとちょっと変わった本を勧められます。羊毛フェルトで作ったかわいい「付録」とともに。
勧められた本と「付録」をきっかけにそれそれが本当に探しているものが見つかる 少し不思議な でも心温まる優しいお話。
感想
本にあらかじめ全てが書かれているんじゃなくて 読み手の中にいろんな想いや答えがある。だから同じ本でも読む人によって解釈や感動は違ってくる。
本から得たと思った答えや考えも それを引き出しているのはその本を読んだ本人。
仕事や 夢 人生…。
登場人物は年齢も性別も立場も様々だけど どのエピソードもどこか自分と重ね合わせては はっとさせられて そして前向きな気持ちにさせてくれるお話です。
著者のその他の小説もオススメ
同じく青山美智子さんの小説
木曜日にはココアを も読んだあとほっこり暖かい気持ちにさせてくれるお話です。
こちらもぜひ読んでみて下さい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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