カドフェス ナツイチ 夏の文庫フェア
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どうも かぼちゃです。
今日は休みだったので ふと近所の書店へと足を運びました。
本当は雑誌を軽く立ち読みして帰る程度に考えていたのですが 店内に入り はっとしました。
集英社と角川文庫の夏の文庫フェアが始まっていたのです。
世界を照らそう。カドフェス2021 発見!角川文庫
きみとぼくをつなぐ一冊。ナツイチ2021 集英社文庫
調べると6月中旬から始まっていた模様。
そうか そろそろそんな季節か。
ふと懐かしい記憶が蘇りました。
20代前半の数年は書店で勤めていました。
かれこれ10数年前のお話ですが ISBNコードを覚えて 品出し返本作業やいろいろな作業がありましたが 一番楽しかった記憶に残っているのがこの夏の文庫フェアの陳列でした。
毎年6月~7月くらいになると新潮社 角川 集英社等の各出版社から夏の文庫フェアとして対象の文庫作品と販売促進用のPOPやポスターが届きます。作品の種類や冊数は書店の規模によって差はありますが勤めていた書店は地域でもそこそこの規模の大型店だったこともあり この文庫フェアが近づくと大量のダンボールが入荷します。
そのダンボールを開いた時の感動は書店員だけの特権ではないでしょうか。
各社のこの夏のフェア専用の帯を巻かれて着飾った文庫本。長く愛されてる作品の中にはこのフェアを期に表紙デザインを一新したものやフェア限定で作られた表紙デザインの作品もあったり その作品に今まで手が伸びなかった人が 読んみようかな?と思えたり 古い作品でもあまり本に興味がない若い人でも作品に触れてみようと手を伸ばしやすい工夫がされてたりします。
何せ梱包されているダンボールを開いた瞬間 光が…。というのは大袈裟ですが本が好きなかぼちゃは梱包を開けたとき 宝箱を開けた様なワクワクした気持ちになったのを今でも覚えています。
またそれらを陳列するのも楽しかった。
平台や棚のエンド台にこれでもかと並べて 足を止めたお客さまが一番最初に目を止めるところに自分のお気に入り作品を置いて 作品POPをこれでもかと並べて そうこうしていると「あれ この作品はまだ読んだことないな」とか「この作品表紙変わったんだ。ちょっと読んでみようかな?」なんて雑念入りまくり 書店員でありながら出版社の訴求にハマリまくりという。
そんな昔のことを思い出しながらしばし文庫本達を眺めていました。
本は 特に文庫本は大好きです。
あの丁度良いサイズがカバンにちょっと入れて持ち運ぶのに丁度いいし ちょっとした出先の待ち時間にスマホでSNSやネットニュースを眺めているより 本を開いてる方が目にも悪くないしギガも食わないし(電子書籍はまだ使ったことがないです) 何より物語に没入する感覚がずっと好きなので文庫本を一冊というのは値段以上のものをくれてる気がします。
こうした文庫フェアを見ると あぁ夏がくると季節を強く感じます。
またオススメの本を見つけたらこのブログでも共有したいと思います。
ちなみに新潮社文庫は7月1日より展開のようです。
そちらも楽しみです。
購入特典や賞品がある抽選もあるみたいです。詳しくは上記のHPで。
ここまで読んで下さり ありがとうございます。