【読むトレイルラン】アドベンチャーランナー北田雄夫の挑戦がスゴイ 地球のはしからはしまで走って考えたこと
スポンサーリンク
どうも かぼちゃです。
【読むトレイルラン】アドベンチャーランナー北田雄夫の挑戦がスゴイ
先日のブログの通り 胃腸のトラブルがしんどくて仕事以外は家で過ごすことが多くて走りにも行けず悶々とした日々を過ごしていました。
そんな中で読んだ何冊かの本のうちの一冊を紹 介。
アドベンチャーランナー北田雄夫選手
地球のはしからはしまで走って考えたこと
です。
|
本書はこんな方にオススメ
何かにチャレンジしている人
これからチャレンジしたいと思っている人
チャレンジしたいけど踏み出せない人
著者
北田雄夫
プロアドベンチャーランナー
1984年大阪府堺市出身。
中学から陸上部に入り近畿大学3年時に4×400mリレーで日本選手権3位。
就職後は一度 陸上から離れるも「自分の可能性に挑戦したい」と再び競技を始める。
2014年30歳からアドベンチャーマラソンに参戦。
2017年日本人初となる「7大大陸アドベンチャーマラソン走破」を達成。
現在は「世界4大極地最高峰レース走破」にチャレンジ中。
アドベンチャーマラソンとは?
舞台は地球のすべて。
砂漠 山岳 極寒の氷雪 ジャングルなど厳しい大自然を舞台に道なき道を進む サポートなし 賞金なし 全て自己責任の長距離ランニング競技。
距離200㎞以上 数日間にわたるステージレース制が主で各ステージの総合タイムで順位を競う。
完走する体力 過酷な環境への適応能力 数日間を走り続ける精神力など様々な能力は必要とされる過酷な競技。
内容
何かに熱中したい。もっと生きてる実感が欲しい。
サラリーマン北田雄夫はかつて熱中した陸上競技の様な「夢中になれる何か」を日々の会社生活に見出せないでいた。
「今自分は燃えているか?」
そんな時に出会った世界の極地を駆けるアドベンチャーマラソンという競技。
「この競技に自分は人生を懸ける。」
そう決めた北田は勤めていた会社を退職。
日本唯一のプロアドベンチャーランナーとして世界の極地マラソンの世界に身を投じていく。
その過酷さ故に競技人口も少なく知名度もほとんどない。
そんな超過酷で超マイナー競技でプロとして生きていくことを決めた著者の奮闘を記した自叙伝。
本書で記されているレース
五島長崎国際トライアスロン大会
ゴビマーチ 中国 距離250㎞
ザ・トラック オーストラリア 距離521㎞
ザ・ラストデザート 南極 距離176.1㎞
ウルトラアフリカレース モザンビーク 距離220㎞
トランスピレネー フランス 距離866㎞(中止による自主レース)
ラ・ワンサウザンド モーリタニア サハラ砂漠 距離1000㎞
現在進行形のチャレンジャー
著者北田選手のことを知ったのは本書でも触れられている情熱大陸の放送でした。
7大大陸アドベンチャーマラソン走破とただならぬ肩書きとは裏腹に本人は穏やかで親しみ易そうな青年という印象だったのを覚えてます。
そんな北田選手の軌跡。
極寒の南極やサハラ砂漠1000㎞など各レースの内容の過酷さやトラブルは当然ながら レース前後の旅の道中もトラブルの連続。
飛行機遅延でスタートに間に合わなかったり ロストバゲージだったり 突然のレースの開催中止だったり 帰国後の感染症 等々 これでもかと様々なトラブルに見舞われます。
時に数10万円単位の資金が水の泡と消えたりとした時 貯金を切り崩したりアルバイトやクラウドファンディングでレース参加費を調達したりと資金面で苦労しているプロアスリートの落胆と失意の姿が生々しい。少しずつリスクマネジメントの術を身に着けていき逞しく成長していくような姿が垣間見えます。
プロとして自身のマネジメントに試行錯誤の姿が何とも応援したくなる。
現在は国内で様々な山域で超長距離のチャレンジをしたり先日はアラスカ560㎞の極寒レースを走破したりと国内外で実績を残しつつアドベンチャークラブという会員制コミュニティを立ち上げ応援してくれる人々と交流したり アドベンチャーランナーという自身の能力を最大限活かしたユニークな活動をしている様です。
そんなこれからの活躍に注目の日本唯一のプロアドベンチャーランナー北田雄夫選手の
「地球のはしからはしまで走って考えたこと」。
オススメの一冊なのでぜひ読んでみて下さい。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
|