トレイルラン 熊野古道 小辺路 果無峠トレイルラン
スポンサーリンク
どうもかぼちゃです。
トレイルラン
今回は奈良県は十津川村
熊野古道小辺路 果無峠のトレイルランの記録です。
トレーニングラン 熊野古道 小辺路 果無峠トレイルランの記録
果無峠とは
果無峠 世界遺産熊野古道の一つで和歌山県の高野山と熊野本宮大社を結ぶ小辺路と呼ばれる参詣道にある1000m級の三つの峠の一つ(伯母子峠 三浦峠 果無峠)。
標高は1050m。
果無(はてなし)というRPG感満載の名を冠した峠。
不帰と書いて 「かえらず」と読む 的な物々しさを感じます。
かぼちゃはこの果無という名前が大好きです。
十津川村の登山口から峠を越えて 八木尾という地点まで降り再び同じルートを戻って峠を越えるというルートがかぼちゃとトレラン仲間がときどきトレーニングと称して利用するルート。
獲得標高と総距離
↑このコース特徴は往復距離で約20㎞で獲得標高が2035m。
つまり片道の登り約5㎞で1000mアップというタフな登りがあり そこから一気に5㎞1000mダウンという一気下りという追い込んだトレーニングができ そしてそれを往復で2本もこなせるというコース。
登り下りとメリハリがあり短い距離でしっかり追い込めるとあって かぼちゃのトレラン仲間には人気のコース。
スタートは十津川村 昴の郷
十津川温泉 昴の郷
ここの駐車場がスタート地点。もちろん走った後は温泉を利用することも出来ます。
トンネルを抜け いざ果無峠登山口を目指します。
前半の登り
スタート直後に吊り橋あり。
複数人で渡るとすごく揺れるので一人ずつ渡るのをオススメします。
ここから登山口までもしっかり登ります。
序盤の難所。この石畳が結構滑る。
わかっていてもツルっと滑るので注意。
果無集落 果無登山口
登り切ると日本の原風景 果無集落。
しずかな空気が流れる集落です。
「ここでのんびり休みたい。」
そんな気持ちを抑えてとにかく進みます。
そして果無峠登山口です。
もちろんここからもひたすら登り坂が続きます。
とはいえ前半の登りは比較的走って登りやすいトレイルです。
標識もあるのでそうそう道に迷うことはないと思います。
給水可能ポイントである果無観音堂。
トイレもあるので先が不安な方はここで済ませておくのが良いと思います。
途中ビューポイントあるのですが撮り忘れました。
とにかく上へ上へ登ります。
果無峠
ブレてますが 果無峠到着。
なんというか地味です。特に景観があるわけでもなく。
しかしこの果無峠。標高1000mというだけあってこの辺りは下界に比べてかなり気温は低く 風も強いです。
スタート時は汗ばむくらいの暑さでも しっかりウインドシェルや手袋などの防寒アイテムを持参することをオススメします。
テクニカルなダウンヒル
ここから八木尾という麓まで下るのですが ここからが本番。
ここからの一気下りのルートがなかなかハードなトレイル。
斜度もあり 岩やコケだったりとテクニカルなダウンヒルが始まります。
ここ最近になってロープ等整備された様子。
地元の山岳会の方々でしょうか?ありがたいですね。
写真で伝わりにくいのが悔しい。
軽快に下りながらも細心の注意を払い下ります。
うっかり油断すると滑ってこけたりと危険。
この日もかぼちゃ含めトレラン仲間もこけてました。
下に見えるのがこの下りの終点八木尾。
下ってきたぞぉ~。と言いたくなりますが まだ先は長い。
八木尾
下りきると八木尾のバス停に到着。
やはり山頂と違い 気温は全然高い。一気に汗が噴き出す程の陽気。
しかしここから山頂に登るにつれ寒くなるのでウインドシェルはすぐに出せるように準備しておいた方が良いと思います。
ここで約10㎞。このコースの半分の行程終了です。
後半の始まり
さて更に問題はここから。
今 一気下りしてきた斜度のキツイ テクニカルなトレイルを1000m 登り返すことになります。
ここからが本当にキツイ。前半の登り下りで否が応でも足には負担が掛かってます。
「えぇ~ここまた登るの?」
分かっているけど そんな声が漏れてしまいます。
途中のビューポイントです。
熊野本宮大社がある和歌山県は本宮町を望む。
綺麗だなぁ~。
三十丁石
途中二十丁石というのもありました。
マイルストーンと書いてますね。昔の距離を示すてめの標識だそう。
まとめ
とまあ このあと果無峠まで登り返し 今度はスタート地点である十津川 昴の郷へ下るという内容です。
20㎞という短い距離にギュッと登りと下りが詰まったタフなコース。
トレーニングにもちろんですが ゆっくりと登るのも景色が綺麗でオススメです。
でもトレーニングで走る時は くれぐれも地元の方や登山される方々の迷惑にならない様にマナー遵守で行きましょう。
気持ち良く皆で山を楽しみましょう。