かぼちゃのトレイル日和

トレイルランを中心に 走ること 読むことについて綴っていくブログ

【読むトレイルラン】石川弘樹著 トレイルトリップ ガイドブック ファストパッキング入門を読んで トレイルトリップに想いを馳せる

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どうもかぼちゃです。

 あぁテント泊がしたい。

星空のもとで眠りにつき 朝日とともに目を覚ます。

澄んだ空気 白い息 暖かいバーナーの火と景色を眺めながら飲む一杯のコーヒー。

そんなオシャレなアウトドアライフに浸りたい。

今年こそはその願望妄想を実現してやろう。 

年始からバタバタと忙しい日々ですが そんな野望願望希望妄想を満たすべく

 

読むトレイルラン。

石川弘樹さんの

トレイルトリップ ガイドブック ファストパッキング入門。


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著者

石川弘樹

1975年 神奈川県生まれ。

サッカー アドベンチャーレースの経験を経て2001年より日本初のプロトレイルランナーとして活躍。アスリートとして海外レースを転戦する一方で日本各地で大会をプロデュース イベント運営に携わり国内でのトレイルランニング普及に力を注ぐ。

日本固有の山岳レースの世界に欧米スタイルのアウトドスポーツとしてのトレイルランの楽しみ方を持ち込んだ第一人者。

 

バックパックに衣食住のすべてを詰めて…

衣食住を背負って もっと気軽に もっと遠くに。

をテーマにトレイルランニングの第一人者である著者が「走る+歩く+泊まる」を組み合わせた山旅 トレイルトリップの旅について綴った記録 エッセイ。

走りたい時の走り 歩きたい時に歩く。絶景に見とれたり草花を愛でたり写真を撮ったり…。

トレイルランしか知らない人にはランでは味わえない山旅の魅力を 

登山しか知らない人には軽快に山を駆ける気持ち良さを

それぞれに提案するファストパッキングの入門書。

 

トレイルトリップとは?

トレイルランニングとハイキングを組み合わせたスタイル。

通常の登山よりも軽い装備で最低限の衣食住を背負い山を旅する 近年「ファストパッキング」と呼ばれる登山スタイル。

トレイルランよりも旅の要素が強いことから著者はこのスタイルをトレイルトリップと呼んでいます。

 

 山旅編

第一章である山旅編では7つの山旅(トレイルトリップ)について綴られています。

それぞれ著者と著者の妻含む仲間ら数人と共に過ごした旅の記録。

その中での出会いやトラブル トレイルトリップならではの創育工夫について それぞれ短くはあるえけど記されています。

旅の種類は7つ

屋久島

大雪山

飯豊連峰

大峰山脈

箱根外輪山

奥秩父主脈

パタゴニア パイネ・サーキット

それぞれの旅には著者自身テーマを決めているといいます。

例えば屋久島は「SEA TO SEA」

屋久島の南岸から北岸まで一気に縦断する。であったり 各記録にはサブタイトル的にそうしたテーマが掲げられており そうしたテーマを考えてルートを考え繋ぐのも楽しみの一つであると語られてます。

誰かのオススメではなく自分なりのイメージを膨らませてラインを描く…

そうした自分ならではの旅の楽しみ方についても提案。

 

装備編

装備編では所謂マストアイテムから持っていくと便利なものまで 著者の私物を中心に 旅で使用する「衣食住」のアイテムを紹介しています。

衣ではウェアやシューズ バックパック。

食は調理器具や食器等の食事にまつわるアイテムや食料。

住ではテントや寝袋 マット等。

そしてその他としてあると便利なアイテムを写真付きで掲載しています。

 

実践編

実践編はプランの立てかたに始まり パッキングのコツであったりトレイルの走り方などちょっとした情報を紹介。

自分のスキルや経験を確認し それを基に何から始めるのがオススメなのかがわかる自己診断シートやコピーして使えそうな出発前チェックリストやプランニングシート等も紹介しています。

 

感想

星空のもとで眠りにつき 朝日とともに目を覚ます。一夜を山で過ごす楽しさ。

そんな山旅の魅力が詰まった本書。

著者のオシャレなアウトドアライフを象徴するかのような内容。

山旅編に添えられてしるたくさんの美麗な景色の写真は今すぐ旅に出たい欲求を擽ります。

 

通常3~4泊の行程を本書のスタイルなら半分の時間で走破できるという時短というのもメリット。仕事でなかなか長期の休みを確保できないという人にもトレイルトリップ ファストパッキングというスタイルは魅力的ですね。

 

かぼちゃはというと

本書に登場する大峰山域の大峰奥駆道には部分的にではありますが トレイルランとして何度か走った経験がありました。

新緑に包まれたトレイルや身震いする様な断崖 荘厳な空気感の山頂など 魅力的な景色の数々を思い起こしました。

未だ本書の様なスタイルの山旅はおろか 登山スタイルでも山で泊まるような旅は経験ありません。

本書の自己診断シートによれば まずはテント泊!とのこと。

そろえる物はいくつかあるのですが 本書のようなスタイルで山旅を楽しむのも遠くな未来の予感。

そのため冒頭にも書いた今年の目標の一つにテント泊によるキャンプを挙げました。

近くにキャンプ施設はたくさんあるのでまずはそうした施設を利用しながら徐々に~

何やら楽しみになってきました。

 

そんなワクワクする山旅スタイル トレイルトリップの提案。

石川弘樹 トレイルトリップ  ガイドブック  ファストパッキング入門。

いかがでしょうか? 

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