かぼちゃのトレイル日和

トレイルランを中心に 走ること 読むことについて綴っていくブログ

梅の花 三寒四温 朝のラン

どうもかぼちゃです。

 

今朝は昨日に続き 風も強く 冷え込みも格段に強かった。

 

息子を保育園に送り そのままいつものランニングコースへ。

 

朝 9時で外の気温は温度計で2℃。

 

こりゃひさびさに寒い。

 

シャツから一枚ウインドシェルを羽織り ここ最近使ってなかった手袋をつけて ゆっくり身体を動かし始める。

 

普段のランニングコースは川沿いで 更に大きな風が駆け抜ける。

右に左に煽られて 全然気持ちよく走れない。

チラチラと雪も舞っていた。

 

でも寒さは案外大丈夫だけど 風の強さがほんとに堪える。

 

それでもバタバタと煽られながらも前に進む。

 

今日はもういいかな?

 

そう思った頃

 

山影に入り ふと風が止んだ。

 

はっと気持ちが落ち着くと 

梅の花が目に止まった。

 

思わず足を止めてカメラをパシャり。


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梅の花の開花は毎年 2月~3月頃

 

今年の梅の開花の最も早かったのは東京で1/18だったとのこと。

 

(というか今シーズンでは昨年12月には既に開花しているところもあるよう。 )

 

www.data.jma.go.jp

 

目の前の梅の花は先週くらいから咲き始めていたらしい。

 

不思議なことに今日までまったく気付いていなかった。

 

例年は今くらいの時期から梅林祭りなんてのも開催されている。

一目千本とも言われる近所の梅園。

 

咲き誇った梅の花を大勢の日人たちで愛でるというもので なかなか大きなイベント。

 

しかしやっぱり今年のコロナの影響でそれも中止にせざるを得なかったとのこと。

 

 

 

 

明日の朝までは寒いが日中は暖かくなってくるそう。

 

 

結局 今朝は21㎞程走れた。

 

相変わらず風が強いけど走りながら春の息吹みたいなのを感じることが出来た。

 

裏山のトレイルに走り出しても良かったのだけれども もしかして平地でこの気温だと 山頂付近は雪がまだ残っていたかもしれない。

 

それはそれで楽しいのだけれど それを躊躇してトしまうほどには今朝の冷え込みは凄かった。

 

そもそもこの風の強さ 低山とは言え 山の上ではもっと強い風が吹き荒れているだろうから走るを楽しむどころではなかったかもしれない。

 

なんやかんやあれこれ考えては 結局ロードランに切り替えて間違いはなかった。

と一人納得した。

 

三寒四温

冬季に寒い日が三日続くと暖かい日が四日続き また寒い日が続くという周期を指す言葉。厳密にその七日の周期なのかは謎だけれど とにかくこうして徐々に暖かい気候に変わっていく。

 

トレイルランにしろロードにしろ 四季では春や秋など気候の落ち着いた季節は楽しくてワクワクしてくる。

今年はラン意外にもハイクやキャンプも楽しみたい。

 

春が来てる。

 

 

 


【ランニングシューズ】サブ3.5 new balance フューエルセル プリズム アシックス エボライドと比較

どうもかぼちゃです。

 

 

12月 から1月のランニングは自分の中では結構長めの月間走行距離を刻めたと思ってた。

ただ改めて内容を振り返ってみた時 ただただ長く距離を走っただけ という感じになってることに気付いた。

 

ここ数ヶ月 気に入ったPodcastを聴きながらのジョグにハマってしまい 比較的距離や長い時間走るがインターバル等の強度の高いメニューはまったくしていなかった。

本当にジョグペースくらいで走ることばかりで ちょっとダラダラしすぎたような気がする。

 

ロードの比率が多くてあまり山にも入れなかった。これは時間とれなかったこともあって仕方ない。

 

でも さすがにこれはまずい気がして

なんだか身体も重いし。

今月からはインターバルやビルドアップ走等 ポイント練習もしっかりと入れていこう。

そんなことを思った。

 

ニューバランス  FUEL CELL PRISM

先日 ランニングチームの先輩に勧められニューバランスのFUEL CELL PRISM(フューエルセルプリズム)を履き始めた。

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先輩曰く クセがなく ゆっくりとしたジョグからサブ3.5~のインターバル等のスピード練でも使えるシューズとのことだった。

メーカーの説明ではサブ4を目指すランナーからエリートランナーのトレーニングにも使える ということらしい。

今ならネットで6000円代で買えるのも魅力的だった。

 

item.rakuten.co.j

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フィット感

アッパーはエンジニアードメッシュというらしい。最近よく見るフィット感の高いメッシュ素材のアッパー。

ただフィット感に関してはアシックスのエボライドやナイキのシューズの方が高い気がする。

 

サイズ感

一番気になったのが足幅だった 足幅サイズDとなっていて サイトでも やや細めとなっていたけど アディダス アシックスでE~2Eサイズ履いてるかぼちゃが普段通り26.5cmで履くと少し幅広に感じるくらいゆとりを感じる。

ワンサイズ落として26.0cmでも行けるかもしれない。

試し履きしておけば良かったかもしれないと少し思った。


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ソールはこんな感じ。

土踏まずの辺りから踵に掛けての作りが 足首の倒れこみを防ぐ構造になってるかと思われる。

 

ジョグペース~ペースアップで使ってみた感想

実際にゆっくりジョグから少しずつビルドアップ気味にペースを上げて15㎞程走ってみた。

 

見た目ミッドソールが厚めだったけど その厚さは履いていると気にならなかった。

クッション性は感じるけど 適度に反発もある。

 

5:30/㎞~最終4:30/㎞くらいまでペースを上げて走ってみたけど この間のペースなら問題なく使えそうな印象。

ペースを上げても靴の重さも気にならなかった。

 

ソールの反り上がり具合がアシックスのエボライドに似ていたので 同じ様に脚の回転を促してくれるような形状なのかと思ったけど そこの効果は似通ってはなかった。

着地に関しての感覚的にはエボライドより 同じアシックスのライトレーサーの様な印象。余計な機能なく自足を鍛えれる練習シューズかなと感じた。


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kabocha-8.hatenablog.com

 

そういえば先輩はエボライドの脚が良く回る様な形状は自分の走り方に合わないと言っていたのを思い出した。

 

400m インターバル走での感想

インターバル走でも使ってみた。

近所の運動公園で

400m×8 レスト100

100m流し10本

 

数カ月ぶりのインターバル走は思いのほか身体が動かなくてびっくりした。

しっかり身体を動かして温めてから臨んだけど 1本目からすでに身体の重さを感じてた。

 

それでも長らくゆったりペースを謳歌していた身体に鞭を入れながらもなんとかこなすことが出来た。

 

肝心のシューズの方は順調だった。

先輩も言っていたが短い距離なら3:00台のペースでも スムーズにスピード乗せることが出来た。

ポイント練習にも十分使える。そんな風に感じた。

 

結局その後もいろんなペースで走ってみた。

メーカーの謳い通り クッション性反発性はサブ4目指すランナーのレースシューズには申し分ないと思う。

それ以上のサブ3.5~のランナーのスピードを出すトレーニングにも 支障なく使える。

それでいて手頃な値段で手に入れることも出来る コスパの高いランニングシューズ。

 

アシックスのエボライドがハマらなかった というランナーにもオススメ出来ると思う。

 

初心者からエリートランナーまで 間口の広いオススメの一足。

 

 

【隠れ脱水?】 ここ最近の倦怠感の原因がわかった

どうもかぼちゃです。 

 

ここ最近の謎の倦怠感の原因がわかった 脱水症に注意

 

ここ最近 なんだか頭がぼっ~とする。

 

身体も重ダルい感じ。

 

なんだか足も重たい。

 

疲れがたまっているのかな?

 

と少しランニングも控えていたけど なかなかスッキリしない。

 

そんな原因不明の倦怠感。

 

その原因がわかりました。

 

 

高齢者の方の水分摂取の話

 

ふと職場である介護施設で高齢者の水分摂取量について話題に出た。

 

高齢者の方は水分を摂らない方が多い。

 

これは介護の仕事してる方ならあるあるだと思う。

 

理由は尿意を催してトイレに行くのが億劫だから というのが聞いていて多い。

 

あと口渇感 つまり 喉の渇きを感じ難くなってたり鈍感だったりというのもある。

 

高齢者施設では 利用されている高齢者の方の1日の水分摂取量を記録している。

 

施設では高齢者の方で1000ml弱程度の水分摂取量を目安にしている。

これは人間に必要な1日の水分摂取量は活動量の少ない高齢者の方で約2300ml~2400mlといわれている。

食事から摂れる水分が約1000mlちょっとなので水分摂取量と合わせて必要量を摂れるということ。

もちろんその人の体格体重 様々で季節や気温もあるのであくまで基準。

 

こうした食事や水分の摂取量は高齢者の方にとってかなり重要。

 

高齢者の方の脱水症

例えば

ご自宅から施設に泊まりにこられる ショートステイというサービス。

送迎のお迎えの際 ご家族の方から「ここ最近 なんだか元気がなくて…」といわれる場合。

よくあるのが脱水症。

 

自宅ではおじいちゃんおばあちゃんの水分摂取量の把握 なんてまずしてない家庭が多いと思う。

湯飲みでお茶を出して おじいちゃんが飲まずに「もういらん」と言われても 特にどんだけ水分摂ってるのか?足りてないのか?とか気に止めている家庭は少ないと思う。

そもそも湯飲み一杯 どれくらいの量の水分が入るか?とかも気に止めないと思う。

 

そんな元気がないサービス利用者の方が施設に来られた時 施設では食事 水分摂取量の様子を見て こまめにお茶等水分を勧めたりする。すると徐々に水分摂取量が安定してくる。

 

するとすっかり活気を取り戻される。なんていうのはよくある。

 

高齢者の方の脱水症は怖い。

脱水は便秘や排尿の障害の原因はもちろん脳梗塞 心筋梗塞等の原因にもなる。

その他にも認知症の進行や幻覚等のいわゆるせん妄の原因になったりする。

 

かぼちゃのここ最近の水分摂取量

ふと ここ最近の自身の水分摂取量について考えてみた。 

 

朝食にマグカップ一杯のコーヒー。

約150ml

 

昼ご飯 職場でお弁当とコップ一杯のお茶。

約150ml

 

食後のコーヒー。

約150ml

 

夕食時に湯飲みに1~2杯のお茶。

120~240ml

 

その他 ちょこちょこ飲んだとしても

合計で1日約500ml~700ml程度の水分摂取量。

 

我ながらビックリ

す 少ない…。

 

仕事で高齢者の方には水分摂取を口煩く勧めておきながら 自身は施設の高齢者の方の摂取目安以下の水分しか摂っていなかった。

 

ここ最近は忙しいのもあってか 仕事で水分を口にするのが少なかった。

入浴介助とか 業務で汗もかくのにこの量は少ない。

 

ランニング後はスポーツドリンク等を飲むけど もともとの水分摂取量が少ないから 消費する分から考えたら全然足りてない。

 

結論

ここ最近の倦怠感の正体は 軽い脱水症状かも。

 

ということで 自身も毎日水分摂取に努めることとしました。

 

隠れ脱水症対策はじめます

かと言って またバタバタ忙しいと疎かになってしまうので 基準を設けよう。と思い 以前に妻が買ってくれていた

 

ナルゲンボトル 1000ml。

これにお茶か水を満タンに毎日仕事に持っていく。

別にペットボトルでも良いのだけれど そもそも このナルゲン。妻がかぼちゃの仕事用の水筒として買ってくれたもの。

なんだか毎日お茶入れて持って行くのが煩わしくなっていつの間にか 使わずになってた。


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最低限 これをどんなに忙しい日でも仕事中に少しずつ飲用し帰りには絶対に空にする。

プラス職場で飲めるお茶などの水分を休憩時間に摂ることが出来るのでそれもしっかり飲む。

これなら1日1500ml~2000ml近く水分摂れることになる。

 

そんな水分摂取量の改善生活を数日してみた。

 

水分摂取に努めた結果

冒頭の なんだか頭がぼっ~とする。

 

身体が重ダルい。

 

足が重い。

 

そんな 倦怠感が少しずつ良くなってきた。

 

やっぱり軽い脱水症状だったみたい。

 

時々 自分の1日の水分摂取 気にしてみてもいいかも? 

 

 

知らず知らずに脱水状態に陥っているかも。

 

 

item.rakuten.co.jp

 

 

【聴くトレイルラン】ランニングにオススメのPodcast OffTrailTalk オフトレイルトーク

どうもかぼちゃです。

 

聴くトレイルラン。 

 

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最近ポッドキャストにハマってます。

掃除しながら 食事作りながら 洗濯しながら。

何かしながら聴けるのが なんだか丁度良くてピッタリだなと。

 

走りながら 作業をしながら コーヒーを飲みながら聴ける

オススメトレイルランポッドキャストを紹介。

 

トレランのポッドキャストを探してる方。

日々のランをポッドキャストの番組を聴きながら走る方。

海外のトレイルラン 特にアメリカのトレイルレースのことを知りたい方。

 

そんな方にオススメ。

 

聴いたのは こちらの Off Trail Talk

 

note.com

 

南カリフォルニア在住のトレイルランナー2人@jilow0318&@trailshinyaが アメリカのトレイルランニングシーンや生活などの話をお届けします。グループラン後のビールやコーヒーを飲みながら仲間と気楽に話すような気分でお聞きください。

(HPより抜粋)

 

 

上記の説明の通りアメリカ在住の2人がこれまで走ったアメリカで開催されるトレイルレースでの体験やその感想 アメリカのトレイルカルチャーについてや 日本のトレイルレースとの違い アメリカでの生活等々 他のポッドキャストではちょっと聴けない海外トレイルランの魅力を発信してくれる内容です。

 

これがなかなか面白くてかぼちゃは一気にハマってしまいました。

日本のトレイルランナーの海外トレイルレース秘話は今やいろんな媒体で聴いたり読んだりすることできますが

実際にアメリカの文化の中で暮らす日本人のお二人が話すアメリカのトレイルレースの内容はちょっと雰囲気が違って なんだかとっても生な感じで新鮮なんです。

 

ただただアメリカの有名レースの概要を説明してくれるだけも聴いてて飽きないのですが

「日本のレースはどうなんですか?」

「日本では◯◯だよ。」

「えっそうなんですか!?」

てなやり取りも なんだか面白い。

 

あちらの常識 こちらの非常識てな具合で驚く内容もありなんです。

 

例えばドロップダウンという仕組み。

アメリカではレース中でもカテゴリーを80㎞→50㎞と短いカテゴリーに落とせる(ドロップダウン)出来る。

 

つまり日本だと80㎞のカテゴリーで参加していたとしてスタートしてなんらかのトラブルで50㎞で走れなくなればDNFつまりリタイアしか選択肢がないですが アメリカのレースではレース中「80㎞走れそうにないから今から50㎞の部に変えるわ~」てなことができるということ。

 

なんだか運営側スタッフがめちゃくちゃ大変そうな気もするんですが そんなことできるんだ!

とびっくり。

 

あるレースではスタート数分前まで選手が集まらない。

5分前くらいにぞろぞろスタートに選手が集まりだし

スタート直前 主催者から話が始まり スタート時間を余裕で過ぎてスタート~

なんて日本じゃ考えられない様なレースがあったり

 

良くも悪くも日本と違い 何だか大らかなカルチャー。

 

コースレイアウト的な違いでは

日本のトレイルレースは比較的獲得標高が高いレースが多くて アメリカは日本の様な急登が多いレースよりは走らされるコースが多いとか 

 

何だか意外なトレイル事情が聴けたりと 毎回 ふむふむなるほど~。

なお話が聴けます。

 

 

先日2月7日は地元で毎年開催されるフルマラソンの開催予定日。

地元で参加できるフルマラソンということで 毎年エントリーしていたのですが このコロナの影響で残念ながら中止。

 

しかし中止が決まった数カ月前から 参加を予定していた友人が参加者に声掛けをし 当日 レースはないがランナーを募ってコースを走ろうではないか。

というサプライズセルフプロデュース的レース企画の提案とお誘いを受けてました。

詳細は省くのですが 結果としてその企画はこのご時世の影響で中止。

 

なんだかこのまま走らないで終えるのも釈然としないというか モヤモヤっとしたフラストレーションみたのが溜まりそうだったので かぼちゃはラン仲間とコースの一部区間を走ることにしました。

 

といっても時間差スタートだったので各自がバラバラに自由なペースで走ったのですが

 

その時に聴いたポッドキャストがこのOffTrailTalk。

 

一つのエピソードが終わると 「もうちょっと聴こう」 「あと一つ聴こう」。

てな具合に 次々に聴きたいが止まらなくなりました。

 

緊急事態宣言も延長というまだまだ油断できないご時世。

海外レースなんてなかなか難しい…。という状況ですが それでも聴いてるとこの今の状況が落ち着いたなら アメリカのトレイルレースも出てみたいな。と切に思いました。

 

#001の公開が2020/03/05で約一年前からスタート。

2020/12/31の#016までがシーズン1ということで今はシーズン2は準備中ということのよう。

シーズン2が待ち遠しいですが そんなPodcast OffTrailTalk 。

オススメなのでぜひ聴いてみて下さい。

 

 ※2021年2月~シーズン2がドロップされたようです。

【読むトレイルラン】極限力 山岳ランニング16人のトップアスリートが見出した「限界の突破口」

どうもかぼちゃです。 

 

自分の立てた目標を達成したい。

仕事でもスポーツでも くじけない心を作りたい。

有名トレイルランナーの考え方や強靭なメンタルの作り方を学びたい。

 

そんな思いを持っている方にオススメのブレイクスルーのヒントとなる本を紹介。

 

読むトレイルラン 

山本晃市さんの極限力 BeyondSelf です。


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極限力 山岳ランニング16人のトップアスリートが見出した「限界の突破口」

 

著者

山本晃市

1967年 東京都足立区生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。

出版社勤務 リバーガイド業などを経て現在 山本編集事務所(DO Mt BOOK)にて編集執筆業務に従事。

嗜好編集執筆分野は自然 アウトドア 歴史哲学 超常現象など。

創刊雑誌に「Adventure magazine」(山と渓谷社)

「Trail Running Magazine」(枻出版社)などがある。

(本書より抜粋)

 

内容

限界とは いったい何なのだろうか。

実際に限界を超えた体験をしたことがある人はそもそもどれほどいるのだろうか。

多くの人はむしろ自分で限界というラインを引いているのかもしれない。

真の限界を超えたとき 人はどうなるのか。

トップアスリートの限界とその境地に迫る。

(本書まえがきより抜粋)

 

アウトドア・ランニング

トレイルランニングやスカイランニング等アウトドアフィールド舞台とするランニングスポーツを総称して本書ではアウトドア・ランニングと呼んでいる。

対自身 対人 そして対自然という要素を含んでいることがこのアウトドア・ランニングの大きな特性・特徴。 

そうしたアウトドア・ランニングの世界で活躍するトップアスリート16名。

彼らが限界を超えた先に見出す極限の力。

その秘められた極限力を纏う術の一端を16名のアスリートの実体験から解き明かしていく。

 

本書を彩る16名のアスリート

山本健一 ”睡魔”という魔物

上田瑠偉 限界の”向こう側”

横山峰弘 ”時間”という壁を越えて

松本大 青空へと続く”カギ”

大瀬和文 名もなき草に輝きを放つ”雑草魂”

吉住友里 限界を知らぬパワーの”源”

望月将悟 すべては”自分”のために

宮原徹 突破すべき”最大の壁”

渡邊千春 やることは”一つ”だけ

小野雅弘 願わくば”七難八苦”を

丹羽薫 もう一つの走る”理由”

井原知一 見たことのない”景色”へ

松永紘明 這い上がり続ける ”不撓不屈”のスピリット

渡部春雅 厳しいほどに”楽しむ”思い

奥宮俊祐 未見の力が引き出す”魂”の走り

石川弘樹 "その先"にある未知の世界

 

感想

トレイルランをしていれば 上記のアスリートの誰かの名前は聞いたことはあるであろう 山岳スポーツ界の国内トップアスリート達。

 

トレイルラン スカイランニング アドベンチャーレース 主戦上である距離やカテゴリーも様々な国内を代表する16名のアスリートのエピソードとインタビュー記事から 過去のレースでの極限 睡魔 疲労 痛み 重圧 肉体精神の限界等々 大きな壁にぶつかった時 それをブレイクスルー出来た要素を紐解いていくという内容でした。

 

国内屈指の山岳アスリートのエピソードということだけあって どの極限状況も半端ない。

例えばトップバッターの山本健一選手の「睡魔」

最初読み始めた時は「へ?睡魔?眠たいのが最大の敵?」ぐらいの気持ちだったのですが いやいや次元が違う。

肉体も精神も酷使しきって100㎞以上の道のりを走り続けたランナーが 肉体の痛みとか苦しさとか周りの重圧とか精神的なプレッシャーとかを越えて 限界なんてない。全部乗り越えれる~て境地に立った状態。

そのステージに立った上での脳 脳の疲労からくる睡魔。

眠いというより動けなくなる。

その究極の睡魔にはどうしても抗えない。

コントロールできない大きな壁。

そこにどう向き合っていくのか?

越えていくのか?みたいな 常人で想像も出来ない極限の世界の話。

 

それでもいくつかはトレイルランなどのスポーツだけでなく 仕事 生涯を通しての目標達成であったりブレイクスルーであったりに触れることの出来るエッセンスがふんだんに散りばめられています。

 

具体的なメソッドというより 抽象的なマインド メンタルな要素が多く出てくる印象。

 

感謝であったり 楽しむ心であったり超脱力の境地だったり 自分だけではなく誰かのために頑張るだったり 限界まで追い詰められた先に辿りつくのはそうした境地なのかな?

 

16エピソード すべて超人しか出てこないという ぶっ飛んだというか達観したかのような究極のアスリートたちが次々登場。

 

かぼちゃ的には 大好きなアスリートのお話が一冊で読めるので超お得。

しかも各エピソード自体は短くてサクッと読めるので 一日一エピソード。とかちょっと時間が空いた時にペラペラとめくる。みたいな読み方できたのでオススメです。

 

付録というか本章とあとがきの間に日本のアウトドアランニングの歴史年表のようなものがまとめられていて そちらも ふむふむなるほど~と眺めるのに丁度よい内容です。

 

個人的に気になったのが名立たる16名の山岳アスリートの中 日本のトレイルランニング界のレジェンド鏑木毅選手がいないのが なんでかな?と思いました。

 

 とにもかくにも 一冊で2度どころか16度美味しい

 

 極限力 Beyond Self 

ぜひ読んでみて下さい。

 

www.ei-publishing.co.jp

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【読書感想文】妻に感謝を伝えたいと思った。 妻に捧げた1778話

どうもかぼちゃです。 

 

この記事で50記事目になるようです。

 

これまでかぼちゃのトレイル日和を読んでくださってありがとうございます。

そしてこれからもよろしくお願い致します。

 

 突然ですが 奥様に感謝の気持ちを伝えていますか?

ありがとう と言葉にして伝えれていますか?

 

毎日 食事を作ってくれ 買い物をして 洗濯や家の掃除等の家事をこなし

お風呂を沸かし 夫の帰りを待ってくれている妻。

 

当のだんなは仕事が忙しいからと 家のことは妻にまかせっきり 

黙って帰ってきて ランニングウェアに着替え 走ってくるから~と家族の会話もそこそこに趣味のランニングに出かけて 汗だくで気持ちいい顔して帰ってきて「お~いお風呂」「飯~」スマホぽちぽち…。んじや寝るわ。 

 

みたいなことになっていないですか?

 

いやきっと皆さんは仕事もご家族のことも趣味もしっかりと向き合って過ごされている方々だと思います。

お恥ずかしいながら 上記のヒドイ旦那は これまさに以前のかぼちゃの生活でした。

こんな生活だと奥さんもまいっちゃいますよね。

 

奥様に感謝の気持ちを伝えよう。

より良い夫婦のあり方を考えてみよう。

 

そんな気持ちになる一冊をご紹介。

 

 

眉村卓さん 妻に捧げた1778話 です。

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著者 眉村 卓 

1934年大阪市生まれ。会社員を経て小説家になる。

大阪芸術大学教授。

作品に「なぞの転校生」「ねらわれた学園」「消滅の光輪」「時空の旅人」などがある。

 

内容

癌で余命は一年 そう宣告された妻のために小説家である夫はとても不可能と思われる約束をする。それは病気と闘う妻に毎日 一日一篇のお話を書き プレゼントするというもの。

夫はその言葉通り妻が亡くなるまでの五年間 話を書き続けた。

妻が亡くなった日 最後の原稿に夫が書いたのは…。

妻の為に書かれた1778篇から選ばれた19篇に 闘病生活と40年以上にわたる結婚生活を振り返るエッセイを合わせた ちょっと風変わりな愛妻物語。

(新潮新書あらすじ一部引用)

 

本書を読んで

 

妻が子供と共に所用の為に数日実家に帰ることとなり 束の間の1人生活です。

 ほんの数日のことですが仕事から帰ると家の中ががらんと寂しい雰囲気です。

 

外着を脱いでお風呂に入り一日の汚れを洗い落して 部屋着に着替え 洗濯機を回し

独り分の夕食を作ります。

大したものは作れませんが 学生時代から妻と出会う社会人の一時期までは一人暮らしで自炊は苦ではありません。

キッチンの引き出しを開け フライパンなどの調理器具 食器や調味料を用意し 夕食を作り始めてふと思いました。

 

キッチンの棚を開けるとそれぞれきれいに整頓され 器具は用途ごとにまとめられて 取り出しやすく配置されている 調味料などもわかりやすく  食器用の洗剤やスポンジなどのストックもぬかりなく常備されています。

 

気が付くと妻が考えた最適な導線で作業がとてもしやすく工夫されていることがわかりました。

 

そういえばさっき部屋着に着替えたときに開いた衣装棚。

かぼちゃ 妻 子供の三つの棚があるのですが それぞれ当たり前のように部屋着 下着 普段着 仕事着など(かぼちゃのところはランニング系も)分けられていて その配置も使いやすい配置を妻が考えてしてくれているもので そもそも考えたらその衣装棚自体も妻が選んで買ってきたものでした。

 

気が付いたら季節の合わせて替えてくれている寝室の布団。

加湿器や布団を温める布団乾燥機。

 

いつの間にか用意されているリビングの石油ストーブやホットカーペット。

使いやすい吊り下げるタイプの小物入れや S字フック 鞄掛け等 そんなちょっとしたもの迄ものまで すべて今住んでいる住居に移り住んでからの5年間 妻が忙しい仕事 家事 育児の合間を縫って 少しずつ工夫し買い足したり削ったり配置を変えたりとして日々工夫してくれているものなんだなと気付きました。

 

お恥ずかしい話 なんだか今になって そんな妻の細かな気配りや工夫に気付き 我が家はそうした妻の想いで溢れていたんだと実感しました。

 

自分はどうでしょう?

ふと思い返してみます。

仕事と趣味にかまけて 家事はそっちのけで たまに掃除や気まぐれで作った夕飯で家事をした気になって 育児といっても休みの日に息子を公園につれて行き遊んだりする程度で 子供を見た気になっています。

 

妻は保育園の先生と話しをしたり プリントに目を通し 書類を書いたり 今年小学校に入る息子の筆記用具やその他の準備物 体操服の採寸なども休みの日に制服店に出向いて用意したりと膨大な作業をこなしてる。

入学後利用する放課後デイサービスの情報やピックアップ 必要な書類などを役場の担当者に聞いたりなども 密かに妻がしてくれていました。

 かぼちゃはランドセルを一緒に買いに行ったくらいです。

 

はずかしいのと申し訳ない気持ちと

そして今さらのように妻に感謝の気持ちが溢れてきました。

ありがとう。

 

妻の日々の家事 労力 工夫 家族に対する想い。

そんな言葉で言い表せれないような数々の苦労。知らず知らずに過ごしていました。

 

 

今年は妻と結婚して10年の記念の年です。

まだ結婚記念日は先なのですが そんな10年目にやっと妻の想い妻の大変な苦労に気付いた そんな日でした。

 

妻が息子と共に実家から帰ってくるまであと数日。

この感謝の気持ちを如何にして伝えよう。そんなことを考えています。

 

さてかぼちゃのごく個人的な話になって申し訳ありません。

なぜこんなことをつらつらと書いたかというと

本書 妻に捧げた1778話が著者眉村卓さんの妻に対する愛に溢れた物語だったからです。

その深い愛 想いに溢れた感動の物語。

 

結婚生活40年以上というからかぼちゃ家の10年とは比べるべくもないのですが 妻の闘病生活を支えながらも 毎日どんなに疲れていても一日一篇の話を考え しかも 短か過ぎず長すぎずとして 平均して一篇原稿用紙6枚程で商業誌に載ってもおかしくないレベルを維持しつつ死や病気を連想させるものにはしない クスっと笑える内容にする等々  様々な制約を設けつつも毎日書き上げるというその生活を5年以上も続けたという著者の想いと尽力に脱帽。

それでも妻の余命が僅かになってくると共に少しずつ著者の心情の揺れ動きに沿って話の雰囲気も変化していくのが感じられ それがなんとも言えない機微を感じながらの終盤は一気に心を連れて行かれたような感覚になりました。

 

本書を読み終えて感じたのは こんな美しい夫婦愛があるのかと 妻をひたすら想い尽くした実話であるということに涙が溢れました。

 

夫婦の愛 妻に対する感謝の気持ち そんなことに気付かせてくれ考えさせてくれる素敵な一冊でした。

 

www.shinchosha.co.jp

 

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【トレイルランキャップ】milestone original cap ある日 からしみたいな色のランニングキャップが欲しくなった 

どうもかぼちゃです。 

 

ランニングでのキャップは日差しから頭部を守ってくれ 日焼けや熱中症対策になります。

トレランではトレイルで頭上から落ちてくる小さな小石や木の枝から頭部を頭部を保護してくれるという大切な役割もあります。

高い木から落ちてくる枝は小枝といえど頭に当たるとめちゃくちゃ痛かったりします。

キャップの布一枚 あるかないかで全然違うんですね。

 

ランニングにしろトレランにしろ かぼちゃは走る時は気に入ったランニングキャップを被っています。

 

からし色のランニングキャップが欲しい。

 

ある日 ふと思いました。

 

理由はわかりません。

 

SNSか雑誌の何かで見たのを無意識に覚えていたのか何なのか

 

普段のランニングではランニングキャップを被ります。

 

色は無難な黒か紺色のモノを選ぶ傾向なのですが 黄色 マスタード色 からし色。

 

なぜかそんな色のランニングキャップで走りたい。と思ってしまったのです。

 

思い立ったらもう四六時中 そのことばかりを考えてしまいます。

 

からし色 からし色…。

 

と探してたら案外早くに見つけることが出来ました。

 

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マイルストーン オリジナルキャップ MSC-010 マスタードブラウン

もうずばりこの色。

 

マイルストーンといえばアウトドアヘッドランプで有名。

トレランしてれば聞いたことはあるし このキャップ自体も定番中の定番

やはり雑誌かSNSで見たのを記憶していただけだろうか?何だろうこの衝動?

とにかく 購入。

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ツバにワイヤーが入っていて ピコッと跳ね上げがキープできる様になってます。

 

クシャっとつぶせる素材なので 丸めてザックに入れたりポケットに収納したり 

あと洗濯機でガンガン洗ってますが特に問題なしです。

 

ツバの裏にはマイルストーンのコンセプトであるLIGHTING YOURWAYの刺繍あり。

このツバ裏の色の切り返しがまたいい感じ。

 

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裏側はこんな感じ。 後ろのベルトでサイズは調整可。

 

見た目もいわゆるランニングキャップという感じではなくアウトドアのワークキャップとしても違和感ない気がします。

 

値段はネットで税込み5280円。

 

とても良いランニングキャップなので これからもガンガン被っていきたいと思います。

 

ただ 被ってみたけど まぁ似合わないんですよね…。

 

やっぱ無難な黒とか紺色とかの色の帽子がしっくりいく気がする。

 

被りたい帽子と似合う帽子は違うのですね…。

 

そんな話でした。

 

milestone81.com


【オススメ ソフトフラスク】Hydrapak トレイルランで丁度いいソフトフラスク見つけた

どうもかぼちゃです。

 

自分に丁度いい物ってなかなか出会えないことが多いんですけど ちょうどまさに欲しいと思ってたものに出会たので紹介。 

 

 トレランの水分補給用のボトルの話しなのですが

ちょっとした距離のトレイルを走りに行くとき

500mlのボトル2本じゃ少し足りないんだけど かといってもう一本ボトルを持っていく程の距離でもない…。

いっそハイドレーション背負っていこうか どうしよう…。みたいな

なんだか本当にちょっとしたことなんですが…伝わりますか?

そんなことありません?

 

そんな時に出会った(て大袈裟ですけど)のがHydrapakのウルトラフラスク600mlです。

 

丁度使ってたソフトフラスクが一つダメになったので近所のアウトドアショップに行ったところ こちらを見つけて「!?」となって即買い。

 

500ml2本で1000mlがこれだと1200ml。

この+200mlがかぼちゃ的に丁度いい!

やった!

ほんとちょっとしたことだったのですが えらい嬉しかったんです。

 

Hydrapak ULTRAFLASK600ml

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チューブ付きキャップが付属していているので自分の好みやザックによって選択できるのがありがたいですね。

お店にはなかったんですが調べてみると750mlっていうのもあるんですね~。

 

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右からHydrapak UD Salomon パッと見 サイズは500mlと変わらない印象。

でもちゃんと600ml入りました。

 

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注ぎ口がSalomonのソフトフラスクより大きいのでレースで補充しやそう。

UDのものと同じくらいですね。ありがたい。

 

さっそくトレイル練習で使ってみました。

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パーゴワークスのRUSH5rで入れてみるとこんな感じです。

ロングチューブだと下りで顔が下向いた時にプラプラとチューブが気になる…。

慣れの問題でしょうか?

でも普通の飲み口より断然飲みやすいです。

500mlから600mlに増量したけど走ってても飛び出たりみたいなトラブルもなく 走ってても違和感はないので良かった。

 

 

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今日は裏山でゆっくり長めのトレイルランでした。

 

少し下り坂でペース上げた時に木の枝に足を獲られて派手に転倒してしまいました。

しばらく蹲ってしまう程痛かったけど 目立った怪我はなかったのが幸いでした。

 

曇り空だけど気温はここ最近でも高め。

気温が高くなってくると水分は摂る方なので重宝しそうです。

 

 

でも明日からはまた冷え込むそう…。

今しばらくは防寒に努めつつランを楽しもうと思います。

 


 

【聴くトレイルラン】100miles100times 道がまっすぐ小山田隆二さんの回

どうもかぼちゃです。

 

【聴くトレイルラン】100miles100times 道がまっすぐ小山田隆二さんの回



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年が明けたと思ったら1月も後半。

 

今月に入って なんやかんやバタバタして上手く走る時間を作れないなぁと沸々した想いがめぐってます。 

 

でもきっとそれは言い訳で 作ろうと思えば 普段より早起きしたり 家族が寝静まった後に少しでも時間は作れるはずなんですよね。

 

とはいえ ちょっと今日は無理だな とか やめとこう。とか 身体の調子とか いろいろ考えて その時 その時の「今じゃない」って思って走らない時もある。

 

ちょっと意志が弱いんじゃない?

そう言われると それまでなのかもですが 走りたくない時は走りたくないんです…。

 

走ることが歯を磨くことくらい自然に毎日出来たら…

 

先日ランニング中に聴いたPodcastでそんなお話がありました。

 

確かに…今日はちょっと調子がいまいちだから 歯磨きはやめとこうかなぁ~とか それは流石にないですもんね。

 

趣味トレイルランとかランニングて言うてますが まだまだ走るってことが身体に染み込んでないのかな。

 

100miles100times

 

100mileレーサー井原知一選手とULTRA LUNCHドミンゴさんのMCの番組。

100mileを生涯100本を目標にする井原選手が参加した100mileレースについて話してくれる 聴いてるだけで走りだしたくなるオススメ番組。

今回聴いたのは

番外編であるエピソードナンバー47と

エピソードナンバー60 KOUMI100後編

どちらも山梨県甲府市にあるトレランショップ 道がまっすぐの店長 小山田隆二さんがゲスト。

 

100miles100times.com

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エピソード47では小山田隆二さんことリュウGがトレイルランとの出会い 

100mileレースへの想い。そして100mileを走るプロジェクトMUJIN100について

エピソード60では昨年開催された国内の100mileレース KOUMI100についてのお話。

 

 

人生で これで死んでもいいってくらい夢中になれることのお話。

 

レースが無くたって 走ることを楽しむことは出来る。

道はいつも身近にあって 走ることを楽しむ気持ちと走れる身体に感謝して そして楽しむことを共感しあえる仲間がいれば 100mile走ることだって特別なことじゃない。

 

MC二人とリュウGさんの掛け合いが面白くて 思わずニヤけてしまう。

ランニング中に聴いてたので 周りからは結構 変な人に見られてたかもです。

 

でも要所要所 なんだか府に落ちるお話。

あぁそうだ。走るって楽しいんだよな。もっと自然でいいんだよなぁって。

 

 

そんな絶妙な緩急で繰り広げられる2エピソード。

ぜひ聴いてみて下さい。

 

夜間勤務 アラフォーでなるべく夜勤明けで疲れを残さない為に気を付けていること

どうも かぼちゃです。

 

 

【夜間勤務 アラフォーでなるべく夜勤明けで疲れを残さない為に気を付けていること】


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トレイルランレースで100mileやウルトラと呼ばれる超長距離レースでは24時間や30時間を越えて走り続けゴールするという過酷なものがあります。

 

昼夜を徹して走り続ける極限状況では幻覚や幻聴も珍しくないといいます。

 

かぼちゃはほとんどミドルレースばかりなので そうした昼夜を徹して走り続けるレースは未だに経験がありません。

 

しかし先々でそうした超長距離のレースには挑戦したいという思いはあります。

 

昼夜を徹して果てしない距離を進み ゴールした先にはどんな景色が待っているのでしょうか?

 

長距離レースへの興味は絶えません。

 

そんな昼夜を徹するレースと比べるのは少し違うのかもなのですが 夜通し動き続けるという点では少なからず共通するのではということでかぼちゃの本業での夜勤について書いてみたいと思います。

 

・介護施設の夜勤業務

 

さて かぼちゃの仕事は介護施設で介護福祉士として働くことです。

特別養護老人ホーム 通称 特養と呼ばれる施設です。

ざっくり言うと 介護が必要な高齢者の方を24時間体制で介護する施設です。

 

そこには夜勤という業務があり  夕方から翌朝まで業務にあたるという勤務があります。

具体的に時間で言うと 夕方16時から翌朝の9時までの17時間 細かい内容ははぶきますが定時にきっちり終われることはなく 2時間程度の残務処理で19時間~程度は職場にいます。

緊急時以外は基本1人で1フロアを担当しますが 決まった休憩時間や仮眠時間は決まっていないので 業務がある程度落ち着いたら適宜食事を摂ったり休んだりといった感じです。

しかしなかなかまとまった時間休めるということはほぼなく 不馴れな新人職員だと 丸一晩中動きっぱなしということもあります。

 

アラフォーを過ぎて疲労の抜けにくさを実感

かぼちゃも10年以上勤務してます。

新人の頃は遮二無二動き続けて それでも20代は意気揚々。 夜勤明けで同僚と食事に行ったり 遊びに出掛けたりと疲れ知らずでした。

しかし今の年齢になるとそうも行かず なかなか疲労は抜けにくく身体の回復に時間が掛かることを実感します。

 

そこでなるべく夜勤明けで次の日の休みや仕事に疲れを残さない為 夜勤中に気を付けていることを書いておこうと思います。

 

・なるべく蛍光灯等の明かりは削すか照度を落とした照明にする。

基本施設は消灯時間が決まっており入居者の方の居室は 夜間は消灯するのですが 職員が待機する事務所等は明かりを付けています。

夜勤中 書類を記入したりとした業務の都合上ですが 可能な限り蛍光灯等の照明は落として最低限の明かりで業務にあたる様にしています。というのはやはり蛍光灯等の強い光は刺激が強くて 一晩中その下にいると目も頭も酷使して 疲労が溜まります。

 

・身体を横にしたり目を閉じる時間を作る。

なかなかこうした時間を作るのは難しいという同僚もいます。

でも決まった仮眠時間などない職場なので ほんのわずかでも身体を横にし 目を閉じる時間を作るか否かで翌日の疲労感が違います。

 

・足元を挙上する。

上記の身体を横にした時のポイント。

タオル クッション カバン なんでもよいので足を少し高い位置にして横になること意識します。立って 歩いて 座っての繰り返しの業務なので ふくらはぎが張ったり 浮腫んだり としたのが軽減されます。

 

・こまめにストレッチ マッサージをする。

巡回時や記録を記入 作成したりする業務の合間を縫っては上半身 下半身のストレッチやマッサージをします。

 

・食事は少量を数回に分ける。食べ過ぎない 。

夜起きてると とにかくお腹が空きます。

同僚の中には菓子パンやカップ面などをドカ食いする人もいますが 胃がもたれたりと負担を掛けますし たくさん食べ過ぎると血糖値が急激に上がると特に眠気が強く現れます。

一度睡魔に襲われるとなかなか仕事が捗らないので 少量をこまめに食べ 血糖値を上げすぎない。というのを意識的にしています。

 

・水分を摂ること心掛ける。

ここ最近意識していることです。

職業柄高齢者の方には水分摂取を勧めてつつも自身は業務に追われて水分摂取が疎かになりがちです。ただでさえ 夜間眠らずに動き続け身体には負担を掛けてます。更に知らず知らずに脱水なんてことに。水分不足は腎臓など内蔵にも負担を掛けます。意識的に水分を多めに摂る様にし しっかりと排尿もすることで身体の循環も良くなって疲労が溜まりにくくなります。

 

 

kabocha-8.hatenablog.com

 

 

そして 最後に…夜勤明け 仕事が終わったらなるべく早く帰って身体を休める。です。

 

以上の様なことを気を付けてます。

アラフォーと呼ばれる年齢になり あきらか疲労からの回復に時間が掛かることを実感し始めてから 数年 自分なりにいろいろ試してみたり 諸先輩方の経験やアドバイスを頂いて実践してることです。

 

ちょっとしたことの積み重ねなのですが それでも夜が明けたその日 帰ってからの疲労の残り方が全然違います。そしてそれは次の日の疲労の残り具合も変わってきます。

まだまだ健康に仕事も趣味も楽しみたいので

 

これからも鋭意 工夫は続けていきたいと思っています。

 

冒頭でも述べた通り 100mileなど昼夜を徹するトレイルレースの経験はかぼちゃにはありません。

そんな極限のレースの疲労とかぼちゃの拙い夜勤の身体のケアとを比べるのもおこがましいのですが 少しの時間でも うまく身体を休めて早く回復する術を見つけないといけないと言うところは ちょっとでも要素が似てるとこもあるのかな?と思ったりします。

 

【読むトレイルラン】強さや優しさって何だろう?山岳王 望月将悟

どうもかぼちゃです。

 

読むトレイルラン 

今回読んだのは

松田珠子さん

山岳王 望月将悟 です。


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【読むトレイルラン】強さや優しさって何だろう?山岳王 望月将悟

 

著者 松田珠子

静岡県出身。大学卒業後スポーツ関連財団 (株)スポーツコミュニケーションズ勤務を経て 08年からフリーランスに。山と渓谷社が運営するウェブサイト「マウンテンスポーツネットワーク」でTJAR連載などを担当。

 

望月将悟選手

静岡県出身。消防士と山岳救助隊を兼務し2006年北丹沢12時間山岳耐久レース優勝を皮切りに国内のトレイルレースで数々で高成績を打ち立てる。山岳適応能力や何日にもわたる持久力の問われる山岳レースで圧倒的な力を誇る。

特に2年に一度開催されるトランスジャパンアルプスレースでは10年~16年で4連覇。そして18年の挑戦では途中の水場での水の補給する以外 すべての食料を携帯する無補給という自主ルールを設け挑戦。見事完走を果たす。

 

トランスジャパンアルプスレース(TJAR)とは

日本海富山湾をスタート地点とし北アルプス・中央アルプス・南アルプスを越えて太平洋駿河湾まで約415㎞を自分の足だけで8日以内に走りきることを目指す2002年から2年に一度開催される山岳アドベンチャーレース。

書類審査や選考会など厳しい資格要件がある。以下公式ホームページを参照ください。

www.tjar.jp

 

本書内容

究極の山岳レース TJARを4連覇した山男・望月将悟。

消防士で山岳救助隊員 山でめっぽう強く 気はやさしくて謙虚。

誰もが好きになり応援したくなる。そんな望月の秘密を多くのエピソードから解き明かす。 

 

第1~3章 誕生から幼少期を経てトレイルランニングとの出会い。

静岡市小河内地区で三兄弟の次男として生まれた望月奨悟。幼いころから活発で山を駆けまわる日々。怪我が絶えないやんちゃな幼少期だったが幼いころから面倒見が良く正義感が強かった。

高校を卒業し消防士となった望月は上司の勧めで国体の山岳競技を目指すことになる。

そこでは後に国内のトレイルランニングや山岳スポーツで名を連ねる多くの選手達との出会いがあった。

 

第4~8章 初のTJAR そして前人未踏の挑戦。

強い選手の背中を追いかけて国内の様々なトレイルレースに参加する。

10㎞~100㎞越えのロングレースまでオールラウンドに強さを見せた望月が出会ったのは国内で最も過酷なレースTJARを走る選手の姿だった。

日本アルプスを縦断するスケールの大きさに惹かれレース参加を決意する。

2年の入念なトレーニングの末迎えた2010年初のTJAR。

想像以上の過酷さ しかしそれ以上に驚いたのは他のレースとは違う選手同士助け合い 思い合う姿。極限の疲労の中でも周囲を思いやれる参加したライバルたちの強さだった。TJARが後の望月のレーススタイルに大きく影響していく。

 

第9~10章 山岳救助隊としてと AROUND SHIZUOKA ZEROへの挑戦。

望月はトレイルランナーである前に消防士であり山岳救助隊である。山岳救助は天職であり山を駆けるトレイルランと山岳救助は繋がっている。より早く助けるために誰よりも山を知ろうとし駆ける望月。

そうした山を走る日々で思いついたのがAROUND SHIZUOKA ZERO(ASZ)。

故郷静岡市の市境をトレイルで繋げて一周する挑戦。

トラブルを経て 山に道があることのありがたさ 先人築きあげてくれた道や挑戦が今自分たちが山を楽しむことができることに繋がっていることを痛感する。

 

山に入るものとして強くありたい。

望月奨悟のこれからとは…。

 

 

感想

著者による本人や近しい関係者への取材やインタビューで綴られる山岳王の姿。

国内で最も厳しいと言われる山岳レースTJAR。そして海外の超長距離レース トルデジアン そして自身の故郷である静岡市の市境を一周するチャレンジAROUND SHIZUOKA ZERO(ASZ)等。

途方もない距離の超ロングレースのエピソードで際立つのは望月選手の強さ そしてやさしさ謙虚さです。

現役の消防士で山岳救助隊を兼任という経歴もあり 各エピソードでは圧倒的な強さタフさをひしひしと感じます。練習は常にストイック。レースでは熾烈な上位争いを繰り広げるもTJARを経てからは順位に固執するのではなく そのレースでの出会いや繋がりを大切にする様子が垣間見えます。 これは初めて挑戦したTJARが大きな影響なのですが 望月選手のその人柄に多くの人が魅了されているのがわかります。

 

まじめで謙虚でやさしくて強い。

そんな絵に描いた様なヒーロー 望月奨悟選手の姿がそこにある。

 

本書では望月選手の両親 家族 恩師 学生時代の友人 ライバル等々たくさんのインタビュー内容が記されています。

もちろん前述した強さや謙虚な人柄はもちろんなのですが 逆に弱さだったり人間味あふれるエピソードだったりもたくさんあり それらも本書の魅力。

 

山岳救助隊として

本書の第9章に望月選手が山岳救助隊になった経緯やその思いについて綴られてちうのですが かぼちゃ個人的にその章にとても引き込まれました。

山岳救助隊は自身の天職であると本人は語っています。

何よりも早く遭難者を救助したい。そんな思いから管轄である南アルプスを誰よりも詳しくなろうと休みの日も何度も山に通う。南アルプスについて他の誰かが知っていて自分が知らないことがあると悔しい。

遭難者の家族が求めても夜間は救助活動を行えない。救助を求めてる本人や家族の要望に応えたいが規律を守らなければいけないジレンマだったりとした内容。

競技者とは違う 山岳救助の仕事に携わる者としての仕事への誠実さや責任感 思いが読み取れる章。望月選手の強さや やさしさの根っこの部分を感じる内容です。

 

強さや やさしさって何だろう?

山岳王 望月奨悟選手。

絵に描いた様なヒーロー像。

そんな望月選手の強さや優しさはどこからくるのだろう?

全てに全力で取り組む姿。真面目でストイック そして誰よりも負けん気が強い。それはレースでの勝ち負けとは違う次元で 誰よりも強くなろう 深く知識をつけようとする姿勢は消防士で山岳救助隊であり命の現場と何度も向き合ってきた本人が決して生半可では足りない現実を経験してきたところから繋がってきているのかなと感じました。

超長距離のレースに参加しつつも消防士として業務をこなすのは並大抵の体力ではない。レース トレーニング 仕事 どれも適当ではなり立たないから 全部が繋がっている。それは山を走ることが働くこと 生きることに繋がっているのだと。

 

インタビューの中で望月選手が山や大会等でよくゴミを拾っているというエピソードがあります。話をしながらでも自然にゴミを拾ってポケットにしまっている。

またとても人への気配りをする人であるとも

そうした望月選手が大切にしている人としてのきれいな心だったり 山への敬意だったり謙虚さだったり そんな気配りや実直さもやさしさや強さに繋がったりしているのだと思います。

 

 

そんな強くて気はやさしくて謙虚な山岳王 望月奨悟の魅力が詰まった本書。

ぜひオススメです。

 

 

【読むトレイルラン】トレイルランナーにオススメ トレイルラン関連本 10選

どうも かぼちゃです。

読むトレイルラン 

国内外のトレイルランナーが書いた書籍や個人的に読んでみてトレイルランに通じる何かを感じとった書籍。それらを読むトレイルランとして紹介した記事をまとめてみました。

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【読むトレイルラン】オススメトレイルラン関連本 10選

 

①トレイルランナーヤマケンは笑う 山本健一

kabocha-8.hatenablog.com

 かぼちゃのトレランを始めるきっかけを作ってくれたトレイルランナー山本健一選手。

高校教師とトレイルランナーという二つの肩書を持ちながら 海外の100mileレースで好成績を次々と打ち立てる日本を代表するトレイルランナーである著者。

彼の強さの秘密はなんなのか?その秘密を紐解く!

 

②50歳 ゼロからの挑戦  MINDSET 鏑木毅

kabocha-8.hatenablog.com

 トレイルランナー界のレジェンド鏑木毅。

かつてトレイルランの最高峰UTMBで3位という偉業を成し遂げた著者。しかしその後のアスリート人生は順風満帆とはほど遠い 重圧 怪我 加齢との戦いの日々。

そんな著者が50歳を迎え ゼロから再び世界最高峰の舞台を目指す。それは新たなステージ。そこに至るまでには著者の人生を変える幾度ものマインドセットがあった。

 

③BORN TO RUN走るために生まれた クリストファーマクドゥーガル

kabocha-8.hatenablog.co

 なぜランナーの足は痛むのか?謎に包まれた走る民族タラウマラ族とは?

二つの疑問の答えに迫る旅。

 そのカギを握るのは白馬と呼ばれる男 カバーヨブランコ。

彼との出会いは長年の疑問を解き明かし そして世界最強ランナーも巻き込んだ壮大なある計画へと繋がっていく。

 

④走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹

kabocha-8.hatenablog.com

自分にとって走ることって何だろう?

体力作り?健康維持?瞑想?記録更新?

走る理由は人それぞれ…でも走ることは誰にとっても特別なことではないのかもしれない。村上春樹の語る走ること。多くのランナーが共感できる決して特別ではない走るということ。

 

⑤夜のピクニック 恩田陸

kabocha-8.hatenablog.com

 昼夜を徹して80㎞もの長距離を歩き通す歩行祭。高校3年間の集大成であるこの学校行事に二人の主人公はある想いを胸に挑みます。

恩田陸の傑作小説。

⑥EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅 スコットジュレク

kabocha-8.hatenablog.com

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アメリカを代表するウルトラランナー・スコットジュレク。完全菜食主義として知られる著者の半生を数々のレースでの体験や人々との出会いと共に語る。健康な身体は健康な食事によって作られる。食べることとは?走ることとは? それらは生きることに繋がっている。

⑦NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道 スコットジュレク

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EAT&RUNのスコットジュレク著書。

アスリートとしてのキャリアに限界を感じた著者が 自らの集大成として選んだのは全長3500㎞ アパラチアン・トレイルの最速走破記録樹立。それは最も困難で過酷な挑戦。彼の挑戦を支えた妻や仲間達の存在に感涙必至。

⑧CHANGE 勝利への戦術秘鍵 上田瑠偉

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 2019年世界王者となった日本の若き山岳アスリート上田瑠偉。

彼の強さの秘密 マンダラートとは?

スポーツ 仕事 人生にも通ずる目標実現ツールを分析し 上田瑠偉の強さに迫る。

 

⑨究極の持久力 疲れない身体とアタマの作り方 鏑木毅

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 50歳を超え現役アスリートとして戦い続ける著者。

いつまでも若々しく力強く。その秘訣は食事改善 抗酸化 持久脳。

アスリートとして遅咲きと言われた著者がそれでも高いパフォーマンスを維持し世界と戦い日本のトレイルランを牽引してきたそのパフォーマンスと若々しさの秘密に迫る。

 

⑩トレイルトリップガイドブック ファストパッキング入門 石川弘樹

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バックパックに衣食住を背負って旅に出よう。より早く より遠くへ。

 日本のトレイルラン第一人者である著者石川弘樹。

彼が提案する新しい旅の形に山旅への思いが掻き立てられる。

近年ファストパッキングと呼ばれる登山スタイルの入門書。

 

 

走ることは生きること繋がること

トレイルランをテーマに10冊。

 

日々走ることを通して 健康や食事に気をつけたり トレーニングに取り組んだり知識を身につけたりし それがより良く生きることに結びついていく。競技としてじゃなくてライフスタイルとしての広い意味でのラン。

 

走るというテーマで 人と人が一緒に走ったり 支えてもらったりして繋がっていく。

家族だったり友人だったり サポーターだったり 応援だったり 形はいろいろだけど そこにいろんな意味合いが生まれて 走ること生きること繋がることが結びついて

いく。

 

競技としての順位やタイムを望むことはあるけど それが決してすべてではない。

もちろんそれが全てという人もいるのだろうけど それだけじゃもったいない。

走る目的ってもっと簡単に捉えて良くて 走ることにはもっと広い意義が孕んでる。 

走ることが手段なのか?目的なのか?

よく走ることが趣味でというと「何を目指してるの」とか?「そんなに追い込んで何が楽しいの?」とか そんな質問されることがあります。

 

「自己ベストを更新したいから」 「己の限界に挑戦したいから」

「今より上のステージにある何か」になる為の手段としてのランがあると思います。

でもかぼちゃはというと あまりそういった確固たる何かをもって走っているというよりは 性に合ってるから走り続けているというところがあって

それは手段としてのランというよりは走ることそのものが目的なのかな?と思ってます。

走っている間の取り止めもなく思考とも言えない思考が流れていく時間だったり 適度に汗をかいて血流が良くなる爽快感だったり 仲間との交流の時間だったり 苦しいとか痛いとかいう苦痛の先にある達成感だったり コツコツと何かが積み上がっていく感覚だったり あるいはそれら全部だったり

 

レースに出ても もちろん記録やタイムがあれば嬉しいけど それがダメでも何か自分の中で辛かった けど あのパートはうまく走れたよな。とか 一つでも腑に落ちるところがあれば満足。

 

そんな感じでのんびり構えて走ってるから何年も黙々と走るという趣味を続けれてるのかなと思ってます。

 

読むトレイルラン10選

もちろん読む人によって感じる内容は様々。かぼちゃの感想なんて及びもつかない答えを含んでることもあるのかも?

 この10冊の中からどれか一つでも手に取って何かを感じてもらえたら幸いです。

 ここまで読んで頂きありがとうございます。

【読むトレイルラン】石川弘樹著 トレイルトリップ ガイドブック ファストパッキング入門を読んで トレイルトリップに想いを馳せる

どうもかぼちゃです。

 あぁテント泊がしたい。

星空のもとで眠りにつき 朝日とともに目を覚ます。

澄んだ空気 白い息 暖かいバーナーの火と景色を眺めながら飲む一杯のコーヒー。

そんなオシャレなアウトドアライフに浸りたい。

今年こそはその願望妄想を実現してやろう。 

年始からバタバタと忙しい日々ですが そんな野望願望希望妄想を満たすべく

 

読むトレイルラン。

石川弘樹さんの

トレイルトリップ ガイドブック ファストパッキング入門。


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著者

石川弘樹

1975年 神奈川県生まれ。

サッカー アドベンチャーレースの経験を経て2001年より日本初のプロトレイルランナーとして活躍。アスリートとして海外レースを転戦する一方で日本各地で大会をプロデュース イベント運営に携わり国内でのトレイルランニング普及に力を注ぐ。

日本固有の山岳レースの世界に欧米スタイルのアウトドスポーツとしてのトレイルランの楽しみ方を持ち込んだ第一人者。

 

バックパックに衣食住のすべてを詰めて…

衣食住を背負って もっと気軽に もっと遠くに。

をテーマにトレイルランニングの第一人者である著者が「走る+歩く+泊まる」を組み合わせた山旅 トレイルトリップの旅について綴った記録 エッセイ。

走りたい時の走り 歩きたい時に歩く。絶景に見とれたり草花を愛でたり写真を撮ったり…。

トレイルランしか知らない人にはランでは味わえない山旅の魅力を 

登山しか知らない人には軽快に山を駆ける気持ち良さを

それぞれに提案するファストパッキングの入門書。

 

トレイルトリップとは?

トレイルランニングとハイキングを組み合わせたスタイル。

通常の登山よりも軽い装備で最低限の衣食住を背負い山を旅する 近年「ファストパッキング」と呼ばれる登山スタイル。

トレイルランよりも旅の要素が強いことから著者はこのスタイルをトレイルトリップと呼んでいます。

 

 山旅編

第一章である山旅編では7つの山旅(トレイルトリップ)について綴られています。

それぞれ著者と著者の妻含む仲間ら数人と共に過ごした旅の記録。

その中での出会いやトラブル トレイルトリップならではの創育工夫について それぞれ短くはあるえけど記されています。

旅の種類は7つ

屋久島

大雪山

飯豊連峰

大峰山脈

箱根外輪山

奥秩父主脈

パタゴニア パイネ・サーキット

それぞれの旅には著者自身テーマを決めているといいます。

例えば屋久島は「SEA TO SEA」

屋久島の南岸から北岸まで一気に縦断する。であったり 各記録にはサブタイトル的にそうしたテーマが掲げられており そうしたテーマを考えてルートを考え繋ぐのも楽しみの一つであると語られてます。

誰かのオススメではなく自分なりのイメージを膨らませてラインを描く…

そうした自分ならではの旅の楽しみ方についても提案。

 

装備編

装備編では所謂マストアイテムから持っていくと便利なものまで 著者の私物を中心に 旅で使用する「衣食住」のアイテムを紹介しています。

衣ではウェアやシューズ バックパック。

食は調理器具や食器等の食事にまつわるアイテムや食料。

住ではテントや寝袋 マット等。

そしてその他としてあると便利なアイテムを写真付きで掲載しています。

 

実践編

実践編はプランの立てかたに始まり パッキングのコツであったりトレイルの走り方などちょっとした情報を紹介。

自分のスキルや経験を確認し それを基に何から始めるのがオススメなのかがわかる自己診断シートやコピーして使えそうな出発前チェックリストやプランニングシート等も紹介しています。

 

感想

星空のもとで眠りにつき 朝日とともに目を覚ます。一夜を山で過ごす楽しさ。

そんな山旅の魅力が詰まった本書。

著者のオシャレなアウトドアライフを象徴するかのような内容。

山旅編に添えられてしるたくさんの美麗な景色の写真は今すぐ旅に出たい欲求を擽ります。

 

通常3~4泊の行程を本書のスタイルなら半分の時間で走破できるという時短というのもメリット。仕事でなかなか長期の休みを確保できないという人にもトレイルトリップ ファストパッキングというスタイルは魅力的ですね。

 

かぼちゃはというと

本書に登場する大峰山域の大峰奥駆道には部分的にではありますが トレイルランとして何度か走った経験がありました。

新緑に包まれたトレイルや身震いする様な断崖 荘厳な空気感の山頂など 魅力的な景色の数々を思い起こしました。

未だ本書の様なスタイルの山旅はおろか 登山スタイルでも山で泊まるような旅は経験ありません。

本書の自己診断シートによれば まずはテント泊!とのこと。

そろえる物はいくつかあるのですが 本書のようなスタイルで山旅を楽しむのも遠くな未来の予感。

そのため冒頭にも書いた今年の目標の一つにテント泊によるキャンプを挙げました。

近くにキャンプ施設はたくさんあるのでまずはそうした施設を利用しながら徐々に~

何やら楽しみになってきました。

 

そんなワクワクする山旅スタイル トレイルトリップの提案。

石川弘樹 トレイルトリップ  ガイドブック  ファストパッキング入門。

いかがでしょうか? 

Amazonプライムワードローブで子供の靴を試して購入した話。

どうもかぼちゃです。

  

先日 6歳の息子の靴がそろそろサイズも合わなくなって 買い替えのタイミングだったので ネットで購入することなりました。 

 

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写真はまったく関係ないですが 某動物園でのかぼちゃ(左)とこぼちゃ(右)

 

 

いろいろネットで子供と探してみて 結局Amazonで良さげなシューズを見つけて購入することに決まりました。

妻曰く 瞬足 という子供靴のメーカー良いらしい。

正直 自分の使うランシュー以外 靴には無知です。

 

妻に教えてもらって初めてAmazonのプライム・ワードローブというサービスがあることを教えてもらい 利用したところ簡単で便利だったので その事について書いておこうと思います 。

 

プライム・ワードローブとは ネット通販サイトアマゾンで購入する服や靴を自宅で試着して購入できるというサービス。

 

サイズ感や色など 実際手に取ってから購入できて しかも7日間たっぷり試着してから購入出来るというサービス。

www.amazon.co.jp

 

 

やり方は簡単

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試したい商品を1~6点まで選んでプライム・ワードローブにチェック。

 

 

 

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「試す」にチェックを入れてプライム・ワードローブのカート

に商品を入れます。

 

 

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色違いやサイズ違いなど 気になる商品を複数選んで画面指示に従って発送をクリック。

 

 

商品到着。

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プライム・ワードローブ専用のダンボールで届きました。

 

 

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箱開けるとこんな感じ。写真右側に挟まってるのが返送の手引きと宅配便の着払い伝票。

 

 

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今回子供が試着したのはこの3足。同じモデルのカラー違い。と同サイズの別シリーズですね。

ちなみに息子は写真右のグレーのシューズを選びました。

最近の子供様の運動靴はおしゃれですね。

 

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これが商品と一緒に入っていた手引書的な冊子。

 

 

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中はこんな感じ シンプルで分かりやすく購入・返送の手順が記載されてます。

7日間試着してサイトの注文履歴で購入する商品 返送する商品を入力。

返送する商品はそのままダンボールで返送。

同梱の宅配便の伝票に自分の住所 名前を記入して返送するだけ。

 

ネットで買い物は良くするんですが こんなサービスあるなんて知らなかった。

凄く簡単で便利なサービス。

調べてみたら2018年からあるサービスなんですね。

いや全然知りませんでした。お恥ずかしい。

 

子供の成長は目ざましい。

靴のサイズなんてあっという間に大きくなるんですね。

 

自分はランシューのサイズ感はある程度わかっているのでネット購入する時は悩まずポチれるのですが 子供の靴となると 大変。

 

成長を見越して少し大きめを選ぶにしろ 大きすぎると歩きにくかったり ジャストサイズだとコスパ良くなかったり

 

かぼちゃのような田舎暮らしで尚且つコロナ禍で遠出も難しいとなると 大きなショッピングモールやシューズショップで選ぶというのも難しく悩ましい。

でもこんなネットサービスがあるなら安心ですね。

 

これからも活用していきます。

 

和歌山 竜神山 初走りと初詣と今年の抱負

どうもかぼちゃです。 

明けましておめでとうございます。

 

年越し 元旦はかぼちゃは夜勤 つまり仕事でした。 

なので新年の初走りは1月2日となってしまいました。

願わくば日の出ランや元旦の早朝ランなどしたかったのですが

 

まあこれは仕方ないですね。

さてそれでは

 和歌山 竜神山 初走りと初詣と今年の抱負

 

2021年の初トレイルラン。

場所は和歌山県は田辺市にある竜神山でした。

縁あって今年の初トレイルはこの地となりました。

 

竜神山とは

和歌山県田辺市に位置する標高496mの山岳。

頂上には樹齢400年以上のウバメガシを神木とする龍神宮があり古くから地元

では霊地として崇められてきた山とのこと。

www.minakata.org

 

www.google.co.jp

登山道入り口から頂上までは片道約2キロ程。

山頂の龍神宮で初詣としようと考えました。

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参考までに標高図。

 

登山道 トレイルの様子

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時間は午前9時 やや肌寒いけど空気が澄んでいて気持ちがいいです。

 

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徐々にトレイルも深まってくるとチラホラ雪が残っています。

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標高上がると積もってる雪の量も多くなってきますが山頂目指すのに支障がでる量では全然ない。

 

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弘法の腰掛岩。かの有名な弘法大師がここで一休みしたという事なのでしょう。

和歌山のトレイルではこの「弘法の〇〇」をよく目にする気がします。

やはり弘法大師ゆかりの地 和歌山ですね。

 

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登山口からゆっくり走ったり景色みたりで20~30分程でしょうか?

そして突然鳥居が現れます。

頂上の龍神宮到着です。

 

樹齢400年のウバメガシ

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こちらが樹齢400年と言われる神木のウバメガシなのだそう。

国の天然記念物にも指定されてるとのこと。近くで見るとうねる様な姿に生命力と神秘的な力を感じました。

鳥居を潜った先の龍神宮では地元の方々が焚火を焚いておられました。

山岳会などのボランティアの方々でしょうか?

新年は毎年たくさんの参拝者が山を登ってこられるので泊まり込んで用意する方もおられるそう。

おみくじやお守りの販売をしていました。

ご苦労様です。写真は割愛。

 

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山頂付近はやはり雪が多く残っていました。足を取られる程ではないですが…。

初走りの雰囲気としてはばっちりでした。

 

2021年の抱負

2020年はやりたいことはたくさんありましたがコロナの影響でうまくすることが出来ませんでした。

でもそのおかげで気付くことが出来た考えや価値観だったり目標もできました。

 

ブログをちゃんと書けるようになる。(文章力を鍛える)

このはてなブログ 2021年1月1日から有料コースに移行してみました。

新年なので新しいことをどんどん試してみたいなと思ったのでまずはその一つ。

ダラダラと書いてしまったり 何日もブログを書かなかったりということのないように

そして少しでも読みやすいブログに近づける様に文章力も鍛えていきたい。

 

本を読む。

このブログにも上げていますが 本読むのが好きなので読書の継続。しかし読むが遅くて また昨年は忙しいとついつい読む時間が取れなかったりしました。今年は昨年もっとたくさん読書してインプットしてアウトプットしていきたいです。

 

レースにエントリーする。

昨年はトレイル ロード含めたくさんの参加予定していたレースやイベントが中止になりました。その為 昨年の参加レース数は0。

職業柄未だに遠方に行ったりレースに参加は出来ない状況ではあるのですが今年こそはレースにエントリーして参加したい。

 

ちゃんとトレーニングをする。

日々のトレーニングとして走ってはいますがやはりしっかり目標のレースを決めてその為の身体を作って準備して思いっきり走りたい。

そして身体を鍛えることは健康や仕事にも直結します。

肉体が資本の職業なので長く健康に働き楽しむためにまじめにトレーニングしよう。

 

そんなこんな かぼちゃのトレイル日和 

今年もどうかよろしくお願いします。

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